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1991.11.23 日本女性指導者修練会 真のお父様のみ言全文

「日本ではカイン・アベル問題を今までずっと尊重してきたんだけれど、
その内容が間違っている。

アベルと言うものはカインを復帰した後にアベルの位置に立つんであって、
復帰しない前に主体性の立場に立つことは出来ない!

それは原理観のね、
日本の組織体を中心としてカイン・アベル問題がまるっきり逆になってしまった。

その方向に行った場合には日本の統一教会は滅亡。
太平洋の真ん中に落ち込んでしまう。


…アベルと言うものはアベルを犠牲にして
カインを救って行くのが今まで摂理の主流観なのよ。

…イエス様は(自分を)犠牲にしながら
ローマ兵、イスラエル民族、後孫に対して、
自分をローマ兵が槍でもって胸を刺し殺すローマ兵に対して
(神に)赦しを願ってきたんだね。

血を流しながら命を犠牲にしながらでも
祝福していったのがアベル精神である。
その精神は親の精神である。


アベルというものは結局、最後に来られる真の親と一体化する目的だね。
だから親がこの地上に来たとして、
「おー、君達! 親が生まれたから奉仕せよ!」
そうじゃありません。

数千年来分かれて、こ
ういうような悲惨な立場に立った娘、息子に初めて会ったときに、
如何に悲惨であるかを分かる親はね、哀れみの心でもって全てを面倒見て、
その悲しい全てのものを取り除いてやらなければならない。


そして自分が娘、息子であることをはっきり分かって、
親にこういうことをなしてはならない、願い出て自動的に、
「今からは子女として親に奉仕する。」
「親が中心となってどうぞ我々の奉仕を受けて下さい」と。

そこに於いてアベル圏の権限が中心として立つんであって、
それ以外は絶対に立たれません。


それなのに日本では誰か任命したら、
直ぐ「アベルだ!下の者はみ~んな稼いで来い! 私の命令を聞け!」
こういうアベルの世界はありません。

それで力でもって押しつけて全体を率いた
その日本の食口達の内心の世界には氷山が積まれる。
冷た~い。


却って自分の故郷のサタン世界の親が恋しくなるという、そういう現状。
親の懐に抱かれて休むような思いは一点もないというんだね。
だからただファンダレージング、経済活動して金を稼ぐばかり、
それが親、アベルの使命ではありません。


聖霊の結合を中心とした後に、
物的の相対圏を求め行くのが創造の原則。
例えば良心を中心として肉心が一体となるべきであると言うんだね。

何よりも良心的、精神的、天的精神を中心として、
心情圏を中心として物的環境を昇華していくところに
天の創造原則と一致するんであって、
「心情はどうでもいい、金ばかり」では心なき人間になってしまうんだから、
それはいくら偉くても、自動的にサタン圏の愛を凌駕することは出来ません!

それはそれ自体、サタン圏に止まっている。


そんな馬鹿なことを今までやって来ている。
沢山の重要な人材をみ~んな追い出してしまっている。
それをそのまましておいたら大変だね。

先生が昨年、90年の11月にそれを全面的に解決するために
20人の韓国の先輩を送って大変革、
それが体制大変革。今までやった体制はだめ! 

それで個団活動の命令をしている。
そのまま行ったら大変、今頃はペッチャンコになっただろう。


それで先生が神山を連れて来るのは、
「君!伝統的なカイン・アベル問題が逆になっている!ひっくり返せ」 

日本の最高クラスの指導者と田舎にいる子供と
自由自在に面会も出来ないようなことをしていて、
それが何の親子の因縁に繋ぐような天的アベルの立場か?

血を流し、全てを犠牲にして全体を投入して忘れる
神の子供としての代表的な者だったら、

自分に付いてくる全ての者に投入して、投入して、
忘れるような伝統を立たせるべきが
アベルの伝統であるにも関わらず、
それに完全に背くような現状というものはサタン世界と同じ!

革命せい!


そして、食堂に行くときもみんなと同じ所へ行け! 
寝るとしても同じ場所で寝ろ! 
寝るときは早く寝るな。
皆、食口達を寝させてから、親として一度見回って、面倒見て、
子供達を守るような親の心情を掛けて、
布団も共に寝て、起きるときも早く起きろ!


模範として示すような兄さん、姉さん、或いは
父母の身代わりの伝統を残すべきが天が共にすることであって、
それ以外のものはサタンに通ずる。

食堂に行くときも君達は三等食堂へ行け。
先生が今まで伝統を続けながら君達に教えたのと同じように。

可哀相な子供達が、揃えるべきものが欠けていた場合には、
それを揃えてやるためには労働しながら親としての使命を果たすのが、
このサタン世界の情愛の現状であるにも関わらず、
天的な情愛の道はそんなサタン世界に負けるような基準ではありません。


そういう心情を持っていたならば、
国を越えて、世界を越えて、感謝する雰囲気でもって、
怒濤の如く波紋が伝達して拡張して行く。

そういう内的な心情圏が日本には今までなかった。
もう少し経ったら大変なこと。デモする者が多くて。霊界を見ればね。…


自動屈伏。
その世界に向かって進んで行くのがカイン・アベルの行くべき道なのに、
今まで日本では直ぐ、アベルに任命したらその日から命令。

「君がカインで、私はアベルだ。
君達は僕みたいに働いて侍らなければならない。
私は働かなくてもいい」 

そんな馬鹿げた所はない。
先生がいなかったら日本はもうペッチャンコになっただろう。
地獄のどん底に落ちていただろう。


今までの日本の組織体制はみんな上と下が分かれて。
何だそれ。何びとのための日本の統一教会か。
そうじゃないよ。万民のための日本の統一教会よ。

万民が喜ぶための。それ願わないよ、少数の者だけの、願わないよ。
内心に於いて反発しながら、不平を言いながら、
そういうような影を抱く所が、何故万民の喜びの舞台になるか。
天国の基地になるか。そんな馬鹿なことはない!


今先生が教えるこういうような本質の過程、本質の路程に於いて、
万民共々の平和の基地はどこでも繋ぐんだけれど、
今までのやって来た日本の組織は、まるっきり反対の方向を通って来た。…

夜昼共々、四季を通過する苦しみを同じくしながら、
それを乗り越えるような心情が余りある所に於いて、

それは一年、二年、何年を越える心情一体圏が生まれるんであって、
事情、自分なりを考えるような考えでもって、
指揮することが出来ないような立場であったら、そこで決別する。
決別する所には神は存在しません。


統一教会の先生と言えば教祖よ教祖。統一教会の王様だ。
宝座に座って「この野郎達、なんじゃ~!」そういうことは言わないよ。
そういうこと言った場合には、それはもう大変なことになるよ。
子女を中心として天下全体を家族兄弟圏を造ることは出来ません。
それは先生が教えてやるのに、伝統を持たなければならない。


君達は、こういう、こういう者にならなければならない。
何故か。

先生が、こういう、こういう路程で、
こういう者になって闘って来て、
こういう勝利をして来たんだから、
お父さんみたいに、お母さんみたいに付いて来て
訓練して来た場合には間違いなくこうなるんだ。

それが一代、二代、三代と実証された後に、
万民の定着の教科書になるんだ。」

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