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天聖経9-5


・ 『天聖経』 第九章 祝福家庭  これから問題になるのは祝福家庭です。三人の息子は、アダム家庭、ノア家庭、ヤコブ家庭に代わ る家庭です。三十六家庭というのは、どのような家庭でしょうか。歴史的に提示されたすべての蕩減 条件を果たさなければならない代表的な家庭です。結局、三十六家庭とは、歴史上の各時代において すべての家庭がみ旨を成すことができなかったので、家庭の形態を果たせずに受け継がれてきたすべ ての歴史的な蕩減条件を、この時代に地上で予防線として張るための家庭です。言い換えれば、歴史 的に受け継がれてきた蕩減条件を防ぐことのできる代表的な家庭が三十六家庭です。  それでは七十二家庭と百二十家庭とは、どのような家庭でしょうか。三十六家庭は歴史的な代表の 家庭なので、過去からつづられてきたものの代わりになる家庭です。この家庭を中心として現実的な 基盤として立てられたのが、七十二家庭と百二十家庭です。過去から願ってきた家庭的な蕩減条件を 防ぐことのできる家庭が三十六家庭ならば、それを現実的な家庭の基盤として防ぐことのできる家庭 が七十二家庭と百二十家庭です。七十二家庭は氏族と民族を代表した家庭であり、百二十家庭は世界 を代表した家庭です。  皆さんも御存じのように、一九六〇年を中心として、先生の聖婚式を中心として、三十六家庭から 七十二家庭、百二十家庭へとずっと発展してきたのです。三十六家庭を選ぶためには三家庭を中心と し、続いて十二家庭を中心とした三時代型、すなわち旧約時代、新約時代、成約時代型を代表に全体 を連結させたのです。  十二数というのは横的基盤のみではいけないのです。縦的な立場において霊界と連結させる基盤を つくらなければならないので、三十六家庭を中心として、それを一つの先祖が再臨した基盤として、 七十二家庭、百二十家庭に連結されたのです。七十二家庭とは、氏族から民族に編成して天を代表し 得る中心者を選んで立てるということなのです。  モーセが七十二長老を中心として民族的な指導基盤をつくったのと同じように、統一教会において も氏族圏から民族圏に発展しなければならないというのです。それは家庭です。どこまでも家庭を中 心として天が役事するというのです。ですから統一教会の合同結婚式は、ある個人の結婚問題を解決 するためのものではありません。祝福家庭は、今まで歴史時代に数多くの先祖たちと民族、国家が天 と相克してきたものを打ち破るために、一時一つの群れとなり、時代的な一つのチームの使命的負担 を担わなければならないのです。  百二十家庭であれば百二十家庭が一つのチームになり、四百三十家庭であれば四百三十家庭が一つ のチームにならなければならないのです。歴史的なすべての結婚を中心として成された家庭の失敗を 蕩減して、一つの中心的な復活家庭として登場するのが合同結婚式をした家庭だということを知らな ければなりません。  先祖を中心としてカイン、アベルが一つになったなら復帰されていたでしょう。その復帰の目的は 国家のみではありません。世界です。国家のみの復帰ではいけないのです。世界が復帰されなければ ならないのです。イエス様が昇天され、五旬節の日が来た時に屋根裏部屋に集まった百二十人の門徒 とは、世界的国家代表だというのです。民族を中心としては七十二家庭まで基盤ができれば、それが 一つの中心になり、世界的な国家形態が成されます。これは十二支派を中心とし、七十二門徒を中心 として国家の中心になることはできても、世界の中心にはなれないのです。  民族を中心とした七十二家庭の基盤の上に、世界の代表百二十国家を糾合したならばイエス様がこ の地上でみ旨を成すことができたというのが摂理観なので、これを蕩減復帰するのが統一教会の責任 です。統一教会の責任であると同時に、統一教会の祝福を受けた家庭の責任です。  では、この家庭はどうしなければならないのでしょうか。三十六家庭を中心とした七十二家庭、百 二十家庭が完全に一つにならなければなりません。形で見るとどうなるかといえば、世界を代表した のが蘇生で、その次の七十二家庭が長成、その次に三十六家庭が完成です。これが先祖ですから、そ のように見るのです。百二十家庭が終わることによって一九六五年に、先生が全世界に聖地を選定し たのです。  神様のみ旨を中心として三十六家庭を探し出し、その次には七十二家庭を探し出して民族的中心に し、世界国家型の百二十家庭のような基盤をつくっておいたので、世界国家を管理しなければならな いのです。そうすることのできる時代に入るので、全世界四十カ国に、百二十箇所の聖地を選定した のです。  そうすることによって、神様のみ旨の中で先祖が探し出され、その次には七十二家庭を中心として カイン・アベル型が探し出され、世界代表者が探し出されたので、世界の国家の地を探し出さなけれ ばなりません。神様の摂理時代に人を探し出し、地を探し出したので、世界的な時代へと越え始めた のです。このようなことが一九六五年に、聖地を選定したのちに起こったのです。  三十六家庭も責任を果たすことができず、七十二家庭も責任を果たせませんでした。全部果たせま せんでした。それで先生の家庭で惠進と喜進が犠牲になりました。先生は、息子、娘を犠牲にしなが ら天のため、またカイン家庭のために生きたのです。三十六家庭、七十二家庭の皆さん、考えてみて ください。皆さんもそのような心をもって生きてきましたか。先生は、天の家庭はこうでなければな 36
・ 『天聖経』 第九章 祝福家庭 らないということを見せるために、どんな代価を払っても讒訴条件を残さないようにしたのです。  ところが、もしこれが残ったときには、どのような代価を払わなければならないでしょうか。もう 一度七年路程を歩まなければなりません。しかし一次七年路程を歩むことによって、家庭的な基準を 中心として、讒訴条件を解消させることができたのです。  縦的な歴史を横的に蕩減する歴史を経てくるためには、蕩減復帰の基盤を築かなければならないの で、三十六家庭と、七十二家庭と、百二十家庭を立てたのです。その中で三十六家庭は、縦的な先祖 三十六代の縮小型です。その次に、一代下ったカイン・アベル型が七十二家庭です。そして百二十家 庭は、世界の百二十カ国を代表した家庭です。国連加入国とぴったり合わなければならないのです。 事実、そのようにぴったりと合っているのです。  三十六家庭は堕落した人類の先祖たちが復活した型であり、七十二家庭はその先祖たちの息子、娘 が復活した型であり、その次の百二十家庭は世界の人たちが復活した型です。ですからこれらが一つ になれば結局、家庭と息子、娘が一つになって、世界が一つになります。それで百二十家庭までは、 個人が責任をもたなければならないのです。  これからは皆さんも、先生のような考え方をしなければなりません。一つの世界を探し出すために は一つの国を立てなければならず、一つの国を探し出すためには一族、文氏であれば文氏の氏族を動 員しなければなりません。氏族を動員してこの大韓民国の民族を救わなければならないのです。この ような観点をしっかりともっていなければなりません。  再臨主は、アダム家庭の立場を蕩減復帰しなければなりません。したがってアダム・ノア・アブラ ハム型の家庭を探し立てて、先祖として立てなければならないのです。そのためにはまずアダム型の 十二家庭を立て、次にノア型の十二家庭とアブラハム型の十二家庭を立てて、縦的な先祖を立てなけ ればならないのです。それで先生が三十六家庭を立てたのです。この先祖たちを中心としたカイン・ アベル型の家庭として立てたのが七十二家庭です。そして百二十家庭は、世界百二十カ国の指導者を 象徴しているのです。  百二十門徒は世界を代表します。イエス様も百二十門徒を中心として世界的な出発をしようとしま したが、それができませんでした。私たちはこれ(百二十数)を所有しなければなりません。世界を 標準として行く道を前にして、橋を架けることのできる自分の子孫を段階的に立てなければならない のです。子孫を立てるときには、誰でもいいのではなくて、世界的な代表になることができる人を立 てなければならないのです。これが何でしょうか。統一教会の三十六家庭、七十二家庭、百二十四家 庭の合同結婚式です。三十六家庭は十二双の三倍であり、三時代を代表しているのです。  三十六家庭は、歴史的な代表の家庭なので、過去からつづられてきたものに代わる家庭です。この 家庭を中心として、現実的な基盤として立てられたのが七十二家庭と百二十家庭です。過去から願っ てきた家庭的な蕩減条件を防ぐことのできる家庭が三十六家庭ならば、それを現実的な家庭の基盤と して防ぐことのできる家庭が七十二家庭と百二十家庭だというのです。七十二家庭は氏族を代表した 家庭であり、百二十家庭は世界を代表した家庭です。そうなるのです。  三十六家庭の責任とは何でしょうか。今までの歴史的なすべての蕩減条件を防ぐことです。言い換 えれば、サタンを完全に取り除くことのできる、一つの完璧な囲いにならなければならないのです。 ですから家庭のすべての伝統と思想を、サタンとは完全に隔離されたものとして立てなければなりま せん。この伝統を中心として、横的な因縁を七十二家庭と百二十家庭が立てていかなければなりませ ん。このような立場で見るとき、三十六家庭の責任がどんなに重要であるかを皆さんは知らなければ なりません。  三十六家庭と七十二家庭は、私たちの教会の中でしたものです。違うというのです。これは教会を 中心とした、ユダヤ教を中心とした民族形成の基盤を築くのと同じなので、内的基盤を確保するので す。その次には外的基盤を見ると、世界史的キリスト教文化圏をつなげ、百二十四家庭を中心として 世界基盤を拡大させていくことなのです。百二十四家庭が祝福を受ける時は、国連の加入国も百二十 四カ国にならなければならないのですが、これが間違いなくぴったりと合ったのです。  これは、世界各国の代表である韓国において、内的蕩減要因を確立させる世界史的な条件を立てる、 このような祝福だったというのです。そのような祝福とは何でしょうか。家庭を確保したのです。先 生の家庭を中心とした三家庭、三十六家庭、七十二家庭、百二十四家庭……。これによって世界的蕩 減条件を形成したというのです。  今日の統一教会を中心として見るとき、一九六〇年から三年間にわたって祝福を受けた三十六家庭、 七十二家庭、百二十四家庭は何をしなければならなかったのでしょうか。これらの家庭は、イエス様 が生きていらっしゃった時に勝利できなかった外的な基準を中心とした、囲いの使命を完結しなけれ ばなりませんでした。そうして内外において世界を代表し、国家を代表し、または民族、氏族、家庭 を代表し得るすべての蕩減内容を連結させて、一つの相対基準を接続させる責任を果たさなければな 37
・ 『天聖経』 第九章 祝福家庭 らないのです。  このような囲いの使命を果たさなければならないのが、一九六〇年から三年の間の祝福を受けた家 庭たちの責任だということを知らなければなりません。 2.四百三十家庭は民族を代表したもの  聖地祝福ののちに、私たちは四百三十家庭を祝福しました。それは、ユダヤ民族のエジプトでの四 百三十年に該当し、韓国歴史においての四千三百年に該当するのです。それは、新しい歴史の出発を 意味しました。また四百三十家庭は、世界の家庭を代表しました。そののちに、先生が第二次世界巡 回の時、アメリカ、ヨーロッパ、そして日本で四十三双を祝福しました。それによって先生は、その 四十三家庭を、世界的な次元で四百三十家庭に連結させたのです。  四十三家庭を四百三十家庭と連結させることによって、先生は、韓国で成した勝利の基盤を再び世 界に連結することができました。先生は、その基台を西洋の世界に連結することができたのです。こ れらを成すことによって、統一教会の食口だけではなく世界のすべての家庭は、その時に、天的な運 勢が受けられる立場に入ることができたのです。それで門は、この地のすべての家庭に開いているの です。  四百三十家庭は、四千三百年の歴史とぴったり合うというのです。イスラエルが四百三十年ぶりに 四代を中心として(エジプトから)出てきたのと同じように、四千三百年ぶりに四十三数の地上基盤 を経て出発し得る、新しい全体を代表とした国家、民族を天のみ旨の前に立てる土台を広げるための 代表家庭が四百三十家庭です。この四十三数、すなわち四と三を合わせて七数になり、これを掛けて 十二数になるのです。このような原則を通して四百三十家庭を韓国で祝福したのです。  このようにして四百三十年ぶりにイスラエルの解放が起こり、移動が起こったのと同じように、統 一教会でも移動が起こるのです。ですから全羅道の人は江原道に行き、江原道の人は全羅道に行って、 みな混ぜて大移動をするのです。  韓国においての統一教会は、自体において蕩減していたのであり、国家基準の蕩減の因縁はまだ結 んでいない状態だったのです。この時に行われたのが四百三十双の祝福です。四百三十という数字も また、適当につくられた数字ではありません。どのような意味があるのかといえば、その年が正に韓 国が檀紀で四千三百年になった年であり、イスラエル民族においてはエジプト路程の四百三十年に該 当するものなのです。これが四百三十という数字です。  それで四百三十双を祝福したのです。それで韓民族は、誰でも祝福を受けることができるようにな りました。国家的には、そのような基準を成したのです。ところが、その相対的基台を外国につくら なければならないのです。  四百三十家庭は、世界的運勢を代表とした統一教会圏内において全民族を意味するものであり、民 族全体の誰でもここに入ることのできるものです。四数、三数は、七数を代表し、イスラエル民族が 四百三十年目に、カナン復帰のためにエジプトを出発した者を代表したものです。それで新しい出発 をする時だというのです。また、その時が韓国の歴史四千三百年に当たる年だったのです。それは偶 然の一致ではありません。神様は数理的役事をされます。  四千三百年になる年に四百三十双をこのように祝福したという事実は何かといえば、氏族的な、一 つの系列の宗教の勝利的な基盤だけではいけないので、全氏族の前に共通する門を全部開放させるの です。ですから李氏も、これからは神様のみ旨の中では国家的な恵沢を受けることができ、世界的な 恵沢を受けることができます。金氏も、朴氏も、いかなる姓の氏族もみな、全体が福を受け得る基盤 を築かなければならないので、その道を開門するのが四百三十家庭です。  四百三十家庭を私がつくってきたので、この大韓民国の国民であれば誰でも、神様の摂理のみ旨の 前に、横的にすべてが連結され得る運勢圏の中に入ったのです。ですから、大韓民国は滅びるはずが ないのです。滅びてはいけないというのです。このような結論になるというのです。このような歴史 的時代に入ったのです。  ですから一九六八年を中心として、その時から世界的な時代です。私たちが一九六八年に「神の 日」を設定したでしょう。「神の日」を設定したその年に、四百三十家庭の祝福をしたのです。そう でしょう。世界的時代だというのです。世界的に連結されているのです。それで先生がこの韓国に基 点をつくったものを世界的に連結しなければならないので、一九六九年に初めて四百三十双の代わり に四十三家庭を世界に広げて祝福したのです。それはなぜでしょうか。韓国で築いた運勢を世界に連 結するためです。  韓国という国は世界の代表国家なので、その国家にあるすべての氏族を超越しなければなりません。 それは文氏のみを中心としたものではありません。ここにはどんな姓であっても、すべての姓が天の 38
・ 『天聖経』 第九章 祝福家庭 前に自由に接することのできる門を開けておかなければならないのです。ですから統一教会の合同結 婚式というものは、ある個人の結婚問題を解決するためのものではありません。祝福家庭は、今まで 歴史時代に多くの先祖と民族、国家が天と相克した内容を壊すために、一時一つの群れとなって時代 的な一チームの使命的分担を背負わなければならないのです。  三十六家庭が一チームになり、四百三十家庭であれば四百三十家庭が一チームにならなければなら ないのです。歴史的なすべての結婚を中心として成されてきた家庭の失敗を蕩減して、一つの中心的 な復活家庭として登場させられたのが合同結婚式をした家庭だということを知らなければなりません。 統一教会の合同結婚式は、そのような意味をもっているのです。  四百三十家庭を中心とした世界的な連結体をつくることによって、統一教会は、平面的に世界民族 圏として発展したのです。韓民族だけではないというのです。四百三十双と四十三双を世界舞台に家 庭的基台として連結させたということは、超民族的、超国家的基準において、新しい超民族形成の出 発がなされたということなのです。そのように見るのです。  世界的基盤を築かなければならなかったので、四百三十家庭を祝福したのちに十カ国の人たちに国 際結婚をしました。ところで、ここから韓国が抜けてもいいでしょうか、いけないでしょうか。それ では、外国の女性たちが韓国の男性と出会うことは栄光でしょうか、そうでないでしょうか。外国の 男性が韓国の女性と出会うことは栄光でしょうか、そうでないでしょうか。そうなれば、万民に栄光 を与える国が良くなるでしょうか、ならないでしょうか。  ですから男性たちは、栄光の妻になろうとする人と結婚するため、国家を超えて相対を迎えなけれ ばならず、また女性は、栄光の夫になろうとする人と結婚するために、国家を超えて相対を迎えなけ ればなりません。  先生が四百三十双を祝福したということは、世界的な次元の使命を遂行することのできる門が開か れたということを意味します。皆さんが世界的な次元でその目標を達成したならば、それは皆さんが 氏族的な次元でメシヤになる立場にあることを意味します。祝福を受けた人として皆さんは、今、死 んだイエス様の立場にいるのではありません。皆さんは祝福を受けたので、氏族を復帰するための再 臨のイエスの立場にいます。四百三十双と七百七十七双の祝福は、イエス様の基台を築くことに成功 したということを意味します。  イエス様が十字架で亡くなるとき、ユダヤ教とイスラエルの国とローマが合同で反対しましたが、 その時と同じような、危険の絶頂期である六〇年代に聖婚式を断行したのです。そして三十六家庭を 全部サタンから奪ってきたのです。このようにして三十六家庭から七十二家庭、百二十家庭、四百三 十家庭を中心として社会に物議を醸しながら、私たちが追い出されたのではなく、社会を押し出しな がら大きくなってきたのです。 3.七百七十七、千八百、六千、六千五百家庭の歴史  私たちの合同結婚式の歴史がそうです。三家庭、次の三十六家庭、その次は七十二家庭、その次に は百二十四家庭、そして四百三十家庭、四十三家庭、七百七十七家庭、その次は何でしょうか。千八 百家庭。最後は八数です。そのように進むのです。これは全世界的です。それで今は、世界のどんな 民族でもすべて神様の祝福圏内に入ることができるように開門する時代なのです。それでアメリカと ドイツと日本を主体国として、みな祝福したのです。それで宣教師も、みなその国から引き抜いたの です。  そのような土台が築かれたので、これからは七百七十七家庭、これは三・七数なので最後というこ となのですが、神様の摂理圏内において最後だというのです。それで一九七〇年に七百七十七家庭を 祝福することによって、初めてどんな民族でも神様の摂理圏内に……。地上天国に入ろうとすれば相 対理念を完成しなければならないのと同じように、どんな世界の民族、または氏族もこの全体圏内に 入ることのできる恵沢を賦与するそのような代表的な式が、七百七十七家庭の祝福式だということを 知らなければなりません。  それで七百七十七家庭には、世界復帰のためにみなばらばらになって三年の動員がありました。日 本の食口の場合には、五年間、聖別したのです。一九七〇年から七一、七二、七三、七四年を経て、 七五年の六月十日に初めて同居するようにと先生が特別処置をしたのです。なぜそうしたのでしょう か。世界的基盤を築くためだったのです。  統一教会がなぜ父母や兄弟から反対されなければならないでしょうか。レバレンド・ムーンが行く 道を統一教会が行くのに、なぜ反対があるのでしょうか。なぜこうなのかというのです。これが真の ものなのでしょうか、そうでないでしょうか。ですから天とサタン世界が分かれるというのです。こ のようにして韓国に基盤を築き、三十六家庭、七十二家庭、百二十四家庭まで立て、四百三十家庭、 七百七十七家庭、千八百家庭まで立てて、世界的に基盤を築いたのです。 39
・ 『天聖経』 第九章 祝福家庭  その圏内で皆さんが祝福を受けたのです。これを中心として民族基準を経て、世界基準の七百七十 七家庭、千八百家庭で連結したのです。七百七十七家庭は七数完成を意味します。全体の家族を中心 として世界の国家において蘇生、長成、完成の三掛ける七は二十一、二十一段階の過程を経たすべて のアダムとエバの子孫たちは世界に広がっています。七百七十七家庭は、その圏内のすべてのものを 代表することのできる家庭と見ることができます。ですから世界的な二十一段階で連結させたのです。  「神の日」を設定することによって、神様が初めて地上で干渉し、主管することのできる基盤とな りました。それで一九六八年から国家的家庭対家庭・氏族対氏族の対決時代へと超えたのです。それ で皆さんに、一九七〇年に七百七十七家庭まで、みな三年路程の命令をしたのです。この三年路程と は何でしょうか。全世界の家庭が韓国に来て、韓国の家庭と一つになり、国家と世界的版図を広げる 条件を立てる期間です。このような基盤が築かれることによって、先生は一九七〇年から、七一年、 七二年まで三年路程蕩減家庭基盤を中心とし、氏族基盤を中心として活動したのです。  そのために三十六家庭、七十二家庭、百二十家庭、四百三十家庭、七百七十七家庭まで、それまで 祝福を受けた家庭が子女を生み、生活基盤を築くために準備をしたものを、一時にすべて崩してし まったのです。みな別々に南へ、北へと行きました。言い換えれば、家庭を祭物にして、その国の氏 族と民族を救うための全国的な三年蕩減路程を通過したのです。  その次は、攻撃戦です。その次からは、韓国を中心として攻撃戦です。そして祝福家庭がみな動員 されて三年路程を歩みました。あの時、七百七十七家庭まで動員したでしょう。七百七十七家庭まで 動員されてみな息子、娘を捨てて国のために出ていきました。この国の受難のすべての溝を埋めるた めに、飢えながら、愛する息子、娘を、反対する親の住んでいる塀の向こうに、ねんねこにくるんで ほうり、国を生かしてくると泣き泣き旅立ったのが、ついきのうのことのようです。  皆さんもそうではありませんか。一九七〇年から三年間、七百七十七家庭まで動員されたでしょう。 これは世界的なことです。動員されて三年の間、苦労しなさいということでした。それは、民族を代 表し、世界を代表した、いかなる家庭も統一教会の家庭にはかないません。統一教会の家庭のように ならなければならないというのです。三年の間、みなどんなに悪口を言ったことでしょうか! 親が 反対するので、子供をふろしきに包んで、夜に行って塀の向こうに置いてくるようなことをしたので す。  なぜそうしたのかというのです。国を自分の息子、娘よりも愛したという条件を立てなければなら なかったからです。そうするためには子供を孤児院に入れなければなりませんでした。妻と離れ離れ になりました。祝福して「幸せになれ」と言うのではなく、みすぽらしい家庭用品で大変な生活をし ていた者もみな、どたばたと送り出しました。それは何かといえば、数多くの姓氏、統一教会で祝福 を受けた姓氏が代表となって、国に行って氏族圏を蕩減復帰したのです。それで挙国的に反対しまし たが、結局は「金日成を防ぎ、国を救おうとする統一教会の人たちのようにならなければならない」 と言うくらいになったというのです。  「子供と妻を捨てて国を救うために、こうしなければならない」という教材になったのです。三年 になるころには、最初に反対していた人たちが歓迎し始めました。そのように歓迎するのが、カイ ン・アベルの復帰なのです。  七百七十七家庭まで全部動員しました。家も捨て、子供も孤児同様になり、出動命令によって出動 したのです。これが世界に行くための国家的総清算をする蕩減の期間でした。三年路程を中心として 分別期間を立てずしては解決できなかったので、家庭を中心として金日成を防ぐ立場で大韓民国に対 する忠節の道理、忠臣の道理を果たさなければならなかったのです。祝福家庭が愛国者の模範家庭と して行動しなければならない時だったのです。  一九七〇年代に大移動が起こりました。そして、全世界から十カ国以上の祝福家庭を韓国に呼び寄 せてカナン復帰をするのです。韓国に呼び寄せて、みなここで一つにまとめるのです。これが七百七 十七家庭の祝福だということを皆さんは知らなければなりません。それを一九七〇年に行いました。 そのような基盤を築いて、世界圏で、統一氏族が国家を代表して十カ国から参加しました。蘇生、長 成、完成の九数を超えた十数は、神様の数です。十数は十二数に該当するものです。ですから十カ国 は、いずれにせよ連結しなければならないものです。  先生の聖婚式をしたのちに、十二弟子、それから三十六家庭、そして七十門徒のような七十二家庭 です。イエス様に七十門徒がいたでしょう。次には百二十門徒と同じように百二十四家庭、四百三十 家庭、そして七百七十七家庭、こうして蕩減復帰をして世界的に発展していくのです。こうして統一 の運勢は、既に世界的基盤をもって今後、登場するようになるのです。だんだんと現れるのです。こ れが原理です。  そうして統一教会の女性は、少なくとも金日成が暮らした以上の立場で暮らさなければなりません。 そうできなければ天国に行くことができません。将来、統一教会を信じる人は、みな北韓の金日成が 暮らした以上の立場で暮らす時が来るでしょう。皆さん、世界的に、将来は七百七十七家庭といえば、 40
・ 『天聖経』 第九章 祝福家庭 その国で軍楽隊をもって一人しかいない貴賓として取り扱われ、その国の役人を集めて、侍られる時 が来るのです。  今まで、どんなに複雑だったでしょうか。霊の子女を三人立てなければなりませんでした。七百七 十七家庭まで霊の子女を絶対に主張してきました。ところが七百七十七家庭以降は主張しませんでし た。これは、天使世界においてアダム圏の半分を超えたということです。霊の子女は三天使世界を復 帰するということです。「父母様の出現の前には先生もイエス様の名で祈祷する」と言って、父母様 の名で祈祷しませんでした。ところが祝福してからは、真の父母の名で祈祷するようになったのです。  父母様を中心として三家庭、その次には三十六家庭、その次には七十二家庭、百二十四家庭、四百 三十家庭、七百七十七家庭、千八百家庭です。これが七数です。七数。ここから三段階が残ります。 これが三数です。これは、いつでも分別数です。なぜ三数でしょうか。直線上には調和がありません。 三数を通して、ここで面積ができ始めるのです。三数を並べると直線で戻ってくる道がありません。 これが三点からだと戻ることができるのです。それで三段階では帰っていくのです。上がったら必ず 戻るようになっています。  韓国のすべての宗氏が、天国に行くことのできる門をみな開きました。これを邪魔してはいけない のです。神様の愛を中心として普遍的な愛が全体的な愛であるだけに、門を閉めておくことができな いのです。みんな開けておかなければなりません。こうやって行くのです。そこから拡大するのです。 四百三十家庭、その次は七百七十七家庭です。これは世界の舞台に立つのです。国家の舞台を越えて 世界の舞台に行くのです。そうです。六千双は人類の代わりです。その次が六千五百双です。サタン 世界を七数を中心として、霊界まで解放圏を立てるためのものなのです。  先生がまず強調するのは、天使長復帰です。信仰の三人の子女をもたなければならないのです。そ うでしょう。それを七百七十七家庭まで強調しました。千八百双からは、その次に超えていくのです。 世界的な版図、世界の家庭を代表的に祝福することのできる時になったので、千八百双からこれを強 調しなくてもよくなりました。千八百双は七番目です。七数を超えるのです。八番目は六千双、六千 五百双が九番目です。三万双が水平になるのです。水平になると水が入ってくることができるのです。  祝福をしたというのは、父母を中心として、この地上に天的血族圏が生じたということです。サタ ン世界がいくら反対しても、その血族圏には数多くの氏族が入っているのです。韓国を中心として 様々な氏族が入っているというのです。その門を開けているのが四百三十家庭の祝福から七百七十七 家庭の祝福です。そうしてすべて世界的に連結していくのです。  十八数は、サタン世界の完成数です。また四の四倍である十六も、サタン世界の理想数です。それ で韓国動乱の時、国連の十六カ国が参加し、オリンピック大会も百六十カ国が参加したのです。韓 国・北朝鮮の国連加入も百六十番目、百六十一番目です。それが世界的な版図です。  サタンは堕落する時、家庭を中心として堕落したので、神様の主管圈に家庭をつなげて超国家的な 運動を展開してきたのです。七百七十七家庭、その次に千八百家庭、千八百家庭が最後です。サタン 数である六数の三倍、蘇生、長成、完成をして十八数です。サタン世界で、千八百家庭を先生がもっ たということは、氏族圏を超えることになります。その国家基準に連結された勝利基準は、世界に連 結される道の始まりです。その千八百家庭は、サタンの主管圏にある六百数の三倍です。それを基準 として家庭を立てて、サタン圏の家庭を蕩減する基準になるのが千八百家庭です。  六千家庭は全世界の縦的なキリスト教徒と一般の人、縦的なキリスト教徒と横的なカイン世界のよ うなものです。六千家庭を先生が連結するようにしたのは、サタン世界が家庭的に攻撃する時代は既 に過ぎたということを意味します。そこから先生が世界的に進んでいく路程が始まるのです。霊的な 長成基準を国家基準において成すのです。  世界的な基準においては霊的なキリスト教が世界的な基盤になるので、世界的実体基準をキリスト 教文化圏に連結するためにアメリカに行って、全国的に復興活動をしたのです。そして行く先々で歓 迎を受けました。それを国家基準を代表して韓国に連結しました。そのように勝利して帰ってきまし た。  祝福家庭は、国際合同結婚式が伝統です。千八百まで国際結婚を重要視したでしょう。十八は六数 の三倍数です。三×六=十八、それで千八百家庭というのです。イエス様は百二十家庭で、再臨主は 百八十家庭です。  百八十家庭と百六十家庭は、同じ数です。四数の倍数です。四×四=十六、そして十八は六数の三 倍です。サタン数の完結数です。それで祝福家庭に「氏族の百六十家庭を祝福するように」と言った のです。本来は百八十家庭なのですが、百六十家庭も同じと認めるのです。一家庭でも少ないほうを 41
・ 『天聖経』 第九章 祝福家庭 皆さんが望むので百六十にしました。これからは百八十家庭です。次には八数、それで三数で増えま す。七数、七番目が千八百家庭です。三家庭、三十六家庭、七十二家庭、百二十四家庭、四百三十家 庭、七百七十七家庭、千八百家庭まで七数です。七数から、八数、九数、十数である帰一数に入るの です。十数は祝福世界化時代へと超えていくのです。  これから先生は解放です。兄、弟の立場で教えてあげ、神様が愛する息子、娘の立場で教えてあげ、 その次に夫の立場で、父の立場でしっかりと教えてあげるのです。先生がそれをすべて分別して教え てきたでしょう。三十六家庭、七十二家庭、百二十四家庭、四百三十家庭、七百七十七家庭、千八百 家庭、六千家庭、六千五百家庭まで、三回以上教育しました。三万家庭まで教育して、すべて終わっ たのです。 4.蘇生的国際結婚――三万家庭  見てください。今まで多くの祝福をしてきて、一九九二年には三万双の祝福がありました。なぜ三 万双でしょうか。これは国際的です。一九五六年に父母を中心として世界的祝福をすることのできる 世界時代を失ったのですが、一九九二年、四十年ぶりに世界的祝福の時代に入ったので、三万双の結 婚が始まるのです。これは世界的な時代の蘇生です。  一九九二年の三万双の祝福は蘇生です。国際的な基準でした。人種や文化のすべてのものを否定す るのです。結婚とは何でしょうか。アダム、エバの愛のためにつくったものが結婚でしょう。アダム、 エバはサタンを中心として神様を否定しましたが、神様を中心として、真の父母を中心としてこれを 肯定することにより蕩減復帰するのです。  自分勝手に結婚して、今まで反対してきたのが親でした。ですから統一教会で、祝福圏を親にも立 ててあげるのです。サタン世界を共に祝福してあげなければなりません。ですから三万双の祝福の時 は、一週間の修練を受けた人までみな祝福してあげたのです。このように超えていくのです。今の世 界的な時代には三万双、三十六万双、そして若い青年たちが三百六十万双の結婚をすることのできる 時が来るかもしれません。  今の青少年たちがぼろぼろの版図を構成したのは、アダム家庭から始まったものです。イエス様も 結婚できずに死んだのです。愛の関係のためにです。今までそのような版図が広がっていたのです。 完成時代において父母様がしなければならないのは、直系の子女、青少年を中心として結婚をさせる ことなので、これから既成家庭の祝福は先生が手をつけなくてもいいのです。  家庭を重要視するので、昨年三万双を結婚させたのです。これは世界的な爆弾です。三万双の結婚 を考えてみてください。親も息子、娘を自分勝手にできない世の中なのに、統一教会の文先生が、百 三十一カ国の若者を連れてきて思いのままに結婚させるのです。これ以上の奇跡があるでしょうか。 また、これ以上の世界的な事件があるでしょうか。  一九九二年四月十日を中心として、イスラム教を信じる人たちをはじめとした八カ国を祝福するこ とによって、イスラム教までも統一する条件を立てました。知らなかったでしょう。その祝福の立場 に参加しなかった人はいないのです。イスラム教徒も祝福に参加しました。中国人、韓国人、北朝鮮 の若者が、それに惹かれて入ってきました。共産主義から転換して入ってきて、祝福を受けた人もい るのです。全世界的にカバーしたというのです。  百三十一カ国の若い男女を捕まえて写真でマッチングをして、三万双の結婚式をしたのですが、そ れにすべて従うという気の狂ったような人が、この世のどこにいるのかというのです。そのようなこ とをしたのは先生しかいないのです。レバレンド・ムーンは、気が狂っているのではありません。能 力があまりにも多すぎるので、そのようなことをしているのではありませんか。  これから家庭堂には個人は加わることができません。家庭で加わらなければなりません。そうして すべて祝福を受けなければなりません。それは簡単でしょうか、難しいでしょうか。ですから氏族的 メシヤを配置するのです。皆さんが故郷に帰って氏族的メシヤとして基準さえ立てれば、一族がみな 一度に押し寄せてくるのです。三万双の祝福を受けた人がみな故郷に入り、十二双ずつでも伝道すれ ば、三年以内に三十六万双の祝福が可能になるのです。そうなることのできる環境をつくっておいた のです。  考えてみてください。歴史的に三万双まで結婚させた人が、この世で先生以外に誰がいるでしょう か。これからは、三百六十万双までもしてあげようというのです。そのためには、一日に一万双ずつ しても一年はかかるのです。それで私が霊界に行って、「お父様、人種差別とかすべての複雑な文化 圏をかき混ぜて、あなたか喜ぶ統一世界にしてきました」と言うとき、神様が「ははは……」とお笑 いになるのです。立派な統一教会の若い青年にも、それが可能な時代圏内に入ったのです。  百三十一カ国で三万双が相手の写真を見ただけで結婚をしました。それは歴史的な事件です。これ 42






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