家庭連合(世界平和統一家庭連合)統一教会の色々なサイト

天聖経9-6

・ 『天聖経』 第九章 祝福家庭 をローマ法王ができるでしょうか。アメリカの大統領ができるでしょうか。先生が望んだのではなく て、皆さんが望んだのです。「どうか先生がしてください!」と言ったのです。では、皆さん! 今 回カップルを結んであげたのですが、お似合いですか、似合いませんか。写真を見てやったというこ とを世界がみんな知っているのです。  統一教会員たちは、賢いので先生にお願いするのです。これからは先生がしないようにしようと思 います。そうすれば泣く人が多いでしょう。「早く受けるんだった……」と言うでしょう。そのよう な力がどこから出るでしょうか。人を見れば分かるのです。そのような何かがあるので、統一教会の 教祖もするのです。教祖をするのが簡単でしょうか。歴史始まって以来、最も迫害をたくさん受けた 人がレバレンド・ムーンではないでしょうか。クイズにも出るでしょう。「歴史上で最も迫害をたく さん受けた宗教指導者は誰でしょうか」と言えば、「レバレンド・ムーン!」と答えるのではありま せんか。  将来、人々がなだれ込んできて、皆さんが逃げなければならない時が来るのです。また誰に説明を 聞いたのかという時に、祝福を受けた家庭の中で、最も高い家庭に説明を聞いたというのが誇りにな る時が来るのです。「三万双の祝福を受けた人に聞きました」と言うのと「六千双の祝福を受けた人 に聞きました」と言うのでは、どちらのほうが価値があるでしょうか。ですから統一教会で長くなっ た人たちは、祝福について解説して回るだけでも歓迎を受けるのです。  世界の若者たちによる三万双が、一つ所に集まって結婚したという事実は宇宙史的な慶事です。そ れは宮殿で、ある王を中心として「王子、王女が結婚をする」と言って一国が祝うよりももっと素晴 らしいことなのです。世界的な次元だというのです。これが世界的な事件として続いて、一次、二次、 三次まで発展すれば、その次からは大きなことが起こるのです。  今回、三万双をすべて公開してしまうのです。四十日の教育だけで祝福を受けて結婚したのちに二 人とも、三年路程に行かなければなりません。何の条件もない人にも恵沢を与えるのです。ですから 皆さんが、「祝福を受けた家庭はこうなんだなあ!」と近所の人が慕い、うらやましがるような伝統 を立てるのです。そうして、新しい祝福を受けた人が皆さんの家庭に入ってきて、十二支派のように 一つにならなければなりません。そして先生を中心とした環境のように、「あの家に行って御飯を一 度食べてみたいなあ!」という環境にならなければなりません。  愛の道理に従って神様が投入して忘れたような実践路程の主体者になる時は、その環境は、荒地に なろうとしてもなることができないのです。民族の結合した喚声と南北統一を願う声が天地に響くの です。遠からず南北解放の日に、歓喜の声とともに、統一教会の人たちが万歳三唱を叫ぶ日が来るで しょう。 5.長成的国際結婚―─三十六万家庭  このごろ統一教会が、二、三年の間に世界での水準が上がったのを知っていますか。では何をして さっと上がったのでしょうか。お金を稼いでさっと上がったのでしょうか。伝道をたくさんして上 がったのでしょうか。祝福です。三十六万双の祝福はいつですか。一九九五年です。三万双は、一九 九二年です。一九九二年から一九九五年、三年目に三十六万双です。その次は三百六十万双です。 「三万双から三十六万双をする」と言った時、誰が信じましたか。三十六万双の時、そうでした。三 十六万双をして三百六十万双をするまで、三年かかりませんでした。二年半でやり遂げました。二年 半もかかりませんでした。  これをしようとした時、三百六十万双になると信じた人は一人もいませんでした。神様はどうだっ たか分かりませんが、先生も信じられるか信じられないかでした。考えてみてください。この一本の 指と十本の指は違うでしょうか、同じでしょうか。峠はいくつでしょうか。十の峠があるのです。私 が三年間ジャルジンに行って仕事をしながら二世の時代を宣布しました。宣布した内容とは、絶対信 仰です。絶対信仰、これからは信じまいとしても信じざるを得なくなるのです。  三万双から三十六万双になるという時、それを信じなかった人は損をしたのです。不合格者の烙印 を押されたのです。また、三十六万双が三百六十万双になるという時、それも信じることができな かったのです。そしてまた今、「三百六十万双から五月の末までに三千六百万双をするように」と言 い、また一億二千万双までやろうとしているのです。そのようなことを言う人たちは、正常な人たち でしょうか、気の狂った人たちでしょうか。  三百六十万双の結婚、これは蘇生、長成、完成の完成です。三万双から三十六万双を経て、完成の 段階を成すのです。これを水位で例えると、水が六時間かけて満ちてきてたまり、十二時間で一回ず つ引いていくとすると、六時間前にたまった水も、六時間後にたまった水も同じ水位に立つのです。 先にたまったものを押しのけて、新しくたまった水が先になることもあるのです。ですから平準化時 代に入ったのです。 43
・ 『天聖経』 第九章 祝福家庭  お母様が現れたその年を中心として三万双の祝福をしました。これは国際的な祝福です。初めて父 母が出てきて、対等な価値でこれを全世界国家に植えるための蘇生的国際結婚式が行われました。次 の長成的な国際結婚式が三十六万双です。次の三百六十万双は完成です。三万双の時から、すべての 宗教とすべての根本民族は、誰でも祝福を受けることのできる道が開かれました。三十六万双で本格 的な長成時代を経て、この三百六十万双は、信者でなくてもみな対等な立場で相続することができる ようになりました。  これからは、国が一度に丸ごと入ってくる所がたくさん出てくるでしょう。今までは伝道するのが 大変だったでしょう。今の氏族時代を超えると、これから国が入ってきます。大統領とその国さえ認 めれば、三百六十万双も行うことができるのです。先生が金日成の肩を軽くたたきながら北朝鮮の青 年男女を中心として「三十六万双の結婚式をしましょう!」と言って、そのようにすれば、南北統一 が成されるでしょうか、成されないでしょか。そうして北朝鮮の三十六万の男性と韓国の三十六万の 女性を混ぜれば統一されるでしょうか、されないでしょうか。  日本人も韓国人と交差結婚をしたのですから、韓国と北朝鮮が交差結婚ができるというのは論理的 でしょう。金日成が本当に男性なら、男性と女性を組み合わせることに反対できないようになってい るのです。簡単なことです。  初めは、結婚して七年間、聖別をしました。七年間を通過しなければなりません。蕩減の塔を見る とこのように高く長いのですが、だんだんと近づいてくるでしょう。ここが頂上になっているのです。 三十六万双とか三億六千万双は、三十六数です。蕩減条件を中心として歴史が、このように何百年も 早められて今に至っているのです。三十六家庭のような三百六十万、三千六百万、三億六千万、この ように前進してきました。かえって昔の人はみな年老いて、心情的に世界的な活動をする手本になっ ていないのです。  祝福を受けた日本の人は、本当に祝福の価値を知った時には、あまりぼーっとした人はいないので、 そのまま一〇〇パーセント飛躍的発展をすることができるのです。そのような意味で平等なのです。 なぜ三万双から三十六万双、三百六十万双、三千六百万双、三億六千万双をするのでしょうか。三万 双の時が分別式です。三数を中心として、世界レベルでサタンと神様との世界的祝福圏に対する分別 式をしたのです。  真の父母といえば、既にレバレンド・ムーンだということを知っているのです。真の父母といえば レバレンド・ムーンなのですが、それ以上の名称はないのです。それ以上教えることがありません。 考えてみてください。今から四十年前には、再臨論を教えるためには聖書の六十六巻を広げて話をし ましたが、今は再臨論の講義をする必要もありません。「レバレンド・ムーンを知っていますか」と 言えば、「その方は三十六万双の結婚式をした人で、これから三百六十万双を結婚させる人だ」と答 えるのです。「その人は人ですか、メシヤですか」と言うと、「メシヤ」という言葉がぴったりで あって、「人」という言葉は合わないようになるのです。  統一教会の文先生が真の父母の立場で結婚式をして、全世界に氏族的メシヤとしての数十万双を配 置することができる時になりました。三十六万双を配置する時代が来たので、その一族は滅びるはず がないのです。それで家庭を中心に、ザカリヤ家庭とヨセフ家庭が一つになることができなかったこ とによって、成すことのできなかったイエス様の理想を、すべて成すことができるようになったので す。  これからは新郎の家、そして新婦の家を一つにすれば終わるのです。それがカイン、アベルです。 新郎にも一族がいるでしょう。夫にも夫の家の一族がいるでしょうし、妻にも妻の一族がいるでしょ う。ここに婿や嫁になってすべてを一つに結んで百六十家庭さえ一つになる日には、一族圏内でサタ ンが活動する舞台はなくなるのです。  根本の根が間違ってしまったので、根をひっくり返さなければなりません。それで根を探す運動と いう言葉も今、出てきているのです。偽りの父母によって結婚式を間違え、根本をひっくり返したの で、真の父母が来て世界的な結婚式をしなければならないというのが理論的な論理です。それで三十 六万双の祝福結婚式、そして三百六十万双の結婚式をするのです。三百六十万双の結婚式ができるで しょうか、できないでしょうか。できるかどうか見てみましょう。もう既に決まっているのです。で きるようになっているのです。  三万双の結婚式をしてすぐ「三年後に三十六万双を結婚させる」と言ったときに、誰が信じたで しょうか。神様とレバレンド・ムーンしか知りませんでした。五カ月でそれをやり遂げました。これ からは三百六十万双は、問題にもなりまサん。インドという国のヒンズー教徒だけでも一億を超える し、パキスタンはイスラム教徒が七千万を超えます。彼らがみな自分の国だけで三百六十万双をする というのです。アメリカは、お使いでもしていなさいというのです。  混乱した邪悪な性問題の解放を主張する世界をほっておいてはいけないのです。神様が制裁を加え るのです。エイズという病気は罰です。罪を犯したので、罰を受けなければなりません。この罰で死 44
・ 『天聖経』 第九章 祝福家庭 んではならないのです。これを防御しなければならないので、先生が仕方なく世界的な大家庭編成を するのです。三百六十万双を結婚させる時には、結婚する人たちが統一教会の結婚観を知ってから結 婚するでしょうか、そうでないでしょうか。これから問題になります。  三十六万双をやっても今、問題です。小学校の先生に、「先生、私たちは十一歳、十二歳になった のですが、いずれは結婚するので、聞きたいのです。統一教会で結婚することを既成教会では『異端 だ、悪い、悪魔だ』と言うのですが、統一教会の三十六万双は、国境を越えて地の果てから来た人も みな面会もせずに、写真で結婚しても幸せそうです。うちの近所には、結婚をして暮らしても、一週 間もたたずに壊れた家庭があります。統一教会の結婚式は正しいと思いますか」と質問されたら、ど う答えますか。そういう時が目前に来ています。  私たちが三十六万双の祝福を果たしたので、三百六十万双を三年後にして、また三年後に三千六百 万双が祝福を受けるとすれば、世界に統一教会のカップルのいない所がなくなるでしょう。どこでも 祝福家庭がいるのです。そうなれば強力な力をもつようになるのです。その国では、どの村でも境界 線がなくなるのです。すべての所が連結されているので、何の問題もないのです。座ったまま電話で、 世界の三百六十カ国の友達をつくりながら暮らすのです。  三万双、三十六万双、そして三百六十万双を超える時代、そのような世界的な基準の方向圏を今日 に至って造成しながら万歳を叫び始めたのです。今日まで先生の生活は、悲惨でした! 天下が喜ぶ ことのできるその日を迎えるために、歯を食いしばって死の道を歩んできました。四千年の歴史を四 百年で復帰しなければなりませんが、四百年生きることができないので、一生涯の四十年以内に生涯 をかけて成さなければならないということが、先生としてどんなに深刻だったか考えてみてください。  世界の真の父母圏の基盤を備えるために、世界的なこの運動をしました。そして今、祝福も三万双 から三十六万双、そして三百六十万双をしています。蘇生・長成段階を超えるのです。長成段階を超 えたというのは、国家的基準を超えたということです。イエス様が失敗したイスラエル圏、国家を 失ったのを復帰することのできる時が来たので、このような観点で見ると、先生を中心とした家庭と 氏族と民族と国家を探し出して、入っていかなければならない時が来たことが分かります。ですから 王権時代へと超えていくのです。 6.完成的国際結婚――三百六十万家庭  世界的な拡大は、祝福家庭を中心として行うのです。三万双から三十六万双、三百六十万双を中心 として家庭的世界版図が形成されることによって、神様個人よりも、神様の家庭や真の御父母様の家 庭が行くのに、縦横を経なくても神様がこの地上に臨むことのできる時代圈を迎えました。それで 「天地父母天宙安息圏」を宣布しました。それで蘇生、長成、完成を経て、世界の統一家庭が動くと きに障害物がなく、歓迎を受けることのできる時代になったのです。神様がどこででも休むことので きる時代になったのです。  それでこの宣布式をしたのです。したがって今回、天の安息圏を宣布したので、世界的な三万双、 三十六万双、三百六十万双を中心として三千六百万双、三億六千万双を祝福するのです。これら(三 千六百万双、三億六千万双)は、下りていくので簡単です。三億六千万双が分水嶺になったので、こ の峠を越えることによって、世界の全人類は一つの家庭になるのです。アダム家庭で始めたものを 失ったので、それを取り戻すために、国家でこれを成そうとし、世界で成そうとしたので、先生を中 心として家庭で勝利、国で勝利、世界の版図で勝利したすべてのものを中心として、初めて全人類が 解放圏に入ることができるのです。  三億六千万双の祝福が終われば、どうなるでしょうか。三百六十万双の祝福は、祝福において最高 の山場です。山でいえば、エベレスト山のようなものです。今これを越えるのです。これが最も難し い峠です。それを越えて三万双が蘇生であり、三十六万双の長成、三百六十万双の完成を成して三千 六百万双へと進みます。全部三十六数なのですが、三万双が出てきました。なぜ三数でしょうか。三 数というのは過程的な数です。いつでも転換の時期には三面を広げていくのです。ですから三万六千 双ではなくて三万双なのです。  三数がいつも分別期間になっているので、三万双を中心として、三十六万双、三百六十万双と、頂 上に上るのです。それが最も難しいのです。これを全世界が注目しています。すべての宗教圏で「統 一教会が三十六万双を結婚させ、三百六十万双を結婚させるそうだ。三十六万双は簡単だったけれど 三百六十万双はできるだろうか」と言うのです。一年八カ月だったか、何カ月でしょうか。それを誰 も信じませんでした。しかし三百六十万双を七月十五日を期して超えました。きょうまでで、二千五 百万双を超えたのです。きのうまででしょうか、おとといまででしょうか。二千四百五十七万人、四 捨五入すると、二千五百万を超えたのです。  すべての堕落した子孫の最高の願いは、「どうしたら先生の血統圏につながるか」ということです。 それで親戚関係を結ぶのが最高の希望です。先生の子女は何人でしょうか。孫たちはどれくらいいる 45
・ 『天聖経』 第九章 祝福家庭 でしょうか。息子、娘が、孫をどれくらい欲しいかと聞きます。一人ずつ生みましょうか。みんな少 なくても一ダースを超えなければなりません。大勢の人たちが待っているのです。黒人、白人、黄色 人種みんなが待っています。そのような希望をもっている世界的な大氏族になるのです。多くの血統 圏につながることができます。三百六十万双ではつながらないところがありません。至る所に必ず一 双ずついるのです。  今日、統一教会は真の父母の家庭を中心として伝わってきた氏族で蕩減して上がってきました。そ して水平線に上がって世界化の祝福時代、一九五二年から一九九二年までの四十年を過ぎて、一九九 二年から国際的な祝福時代へと超えたのです。祝福が国際時代へと超えたのです。氏族基準に入って、 そこから水平的な国際時代に入るのです。そして一九九五年に三十六万双を祝福し、その次には一九 九八年六月十三日に四千万双の祝福をしたのです。これが世界時代において三万双、三十六万双、三 百六十万双です。この三百六十万双が峠です。ここから全世界水平時代に入るのです。  条件に引っ掛からないように、完全な作戦のためのすべての責任を完遂しなければ、完成すること はできません。延長し、また延長した先生の最後の方便であり対策が、正に三百六十万双、三千六百 万双、三億六千万双です。この最後の段階で責任を完遂したという条件を立てて、万民解放を成すの が先生の責任であり、先生の思想です。先生が行く道です。  十二の峠を越えていくのです。十二の峠を迎えて世界に越えていき、天下は、その世界の懐に抱か れるようになっているのです。祝福家庭の懐に抱かれる時が来るのです。ですから八月以前に三百六 十万双を終えたときには、三千六百万双は一年以内で終えるのです。三千六百万双の祝福が終わった なら、また一年以内の三億六千万双は問題ありません。その次には三十六億をするのですが、三十六 億双になる七十二億の人が地球上にはいないのです。人類は六十億しかいないのです。それを何度か すれば終わってしまいます。このようにすれば二〇〇〇年内に世界は行き場もないように家庭版図に 打ち込まれなければ、生きていく場所がなくなるのです。  家庭を中心として世界の基準を超えなければなりません。それで統一教会は、その日を実現させる ために合同結婚式をしたのです。三十六家庭から十数を中心として三万双、その次には三十六万双、 三百六十万双まで頂上の峠を越えるのです。分水嶺を越えるのです。ここまでが大変なのであって、 これからは世界祝福の門をすべて開けるのです。三百六十万双、絶頂の横的基準が立つことによって、 この縦的な基準も比例的に高まるのです。それによって地上で全世界の氏族、民族、国家を超えて祝 福を受けたのと同様に、天上世界、天使長圏世界までみな祝福を受けるのです。  三百六十万双の祝福が終わっても、おしまいではありません。町ごとに(祝福家庭が)いるので旗 を立てて全部祝福しなさいというのです。そうしなければなりません。旗を立てて祝福するのです。 サタン世界の地獄の民が、天国の民に加入することのできる真の父母の血族をすべて相続するのです。 そうして全部祝福するようになっています。旗を立てて祝福を受けた人が、町内で一人残らず祝福を 授けるのです。  一九九七年八月九日までに三百六十万双の祝福が終わって、先生が七十七歳の七月七日七時七分七 秒のその日に三千六百万双の祝福を宣布しました。誰でも祝福を受けるのです。解放です。「三千六 百万双を祝福する」と言えば、霊界が下りてきて強制的に打って、祝福を受けるように引っ張ってい く時が来るのです。  今まで宗教は個人の救いを語ってきましたが、これはどんなに簡単でしょうか。家庭の救いと、国 家の救いと、世界の救いと、天宙の救いです。国家救援から、今は世界救援に超えていく時なので、 霊界の先祖たちを祝福することができるのです。霊界や肉界や地上で、家庭生活を真の父母と暮らし た人が入るところが、天上・地上天国であり、天上・地上天国の民になるのです。ですから霊界に 行っている先祖たちを解放させるために、不可避的に宗親連合をつくらなければならなかった事実を 知らなければなりません。  このために必死に努力しなければなりません。それが遅れれば遅れるほど先祖がドンドンドンと足 踏みしながら、「こいつ、なぜこのように遅いのか」と言うのです。「早く、早く」と言って、解放 されたがるので、天使長圏の解放が起こるのです。地上で天使長圏を祝福すれば、天上世界が祝福を 受けられるのです。それで興進君と大母様が「三百六十万双祝福!」と言えば、直ちに先生が霊界に 祝福することのできるものを与えるのです。  レバレンド・ムーンの公式的な名前、神様が制定した名前が「真の父母」です。このようなものを 八段階に上がっていくのを平面的にしたのです。蕩減法のとおり、心のままに、世界的な家庭を編成 したのです。ここで三百六十万双が祝福を受けるのです。  二次四十年路程がこれまで短縮されてきました。このようになると、これからは自由結婚時代へと 超えていくのです。父母が決定すれば、自由にするのです。これからは、先生が結婚を決めないので 46
・ 『天聖経』 第九章 祝福家庭 す。三百六十万双の結婚のあとは、何人かだけ先生が祝福してあげるのです。そのようなすべての関 係が完全にできているので、十代、聖婚式当時のお母様の年齢以上の人はみな解放してあげるのです。 それで十九歳、十八歳まで結婚させるのです。  三百六十万双の祝福をしたので、また、三千六百万双が祝福を受ければ、世界の町々には、統一教 会のカップルのいない町はなくなるでしょう。どこにでも祝福家庭がいるのです。そうすれば強力な 力をもつようになります。その国では、どこにも境界線がなくなるのです。すべての場所がつながる ので、何の問題もないのです。座ったまま電話で、世界の三百六十の国の友達をつくりながら暮らす ことができるのです。  祝福家庭を超国家的、超世界的、超民族的、超宗数的な水平線に置いてするのです。三百六十万双 を祝福すれば終わるのです。そうすれば世界は、家庭を訪ねていくために統一教会の教理を知らなけ ればならなくなるのです。何の力で、一人の人が三百六十万双を国境を越えて統一することができる でしょうか。そのような力をもったという事実は、永遠に歴史の誇りとなる事件です。それで、鳩の ように小さな一双が結婚することが問題でしょうか。そうして一族が心配し、母親が鴇が鳴くときの ようにのどを詰まらせながら、結婚をどうするかと悩み、心配しながら眠れない、そのような環境か ら抜け出すことができるのです。  そして、小学校の先生がこれを知らなければなりません。「先生、三百六十万双が結婚したのは事 実ですか、うそですか」と聞いたとき、先生はどう答えるでしょうか。「うそだ」と言うでしょうか。 そのような先生は、偽者になるのです。「その内容は何ですか」と聞かれた時に、説明できなければ 落第です。  蕩減条件を先生が立てました。一週間以内に百六十家庭、千六百家庭も祝福することのできる時代 になりました。三十六万家庭で実ったでしょう。大韓民国の人に「三十六万家庭を祝福し、七十二万 人を結婚させた文総裁は立派ですか、悪い人ですか」と聞けば、何と答えるでしょうか。もし「悪い 人だ」と答えれば、「その悪い人のもとに、世界の大統領がいるし、学者、博士が並び、優秀で立派 な人たちが従っていますが、みなあなたより劣っているので祝福を受けたのですか」と問い詰めるの です。三尋の竿でかき混ぜても引っ掛かるところがありません。そのような時代になりました。  三十六万双が三百六十万双になり、三千六百万双になり、三億六千万双、三十六億双へと広がって いく時、人類社会から初めてエイズが撲滅され、神人が一体化した純潔な真の愛の世界が実現される のです。これは夢ではありません。神様の地上天国建設の大歴史の中でその実現は、必至の事実です。 人間の業ではなく、それは神様のなさる業だからです。 第三章 祝福家庭の摂理的意義 一 三十六家庭 1.三家庭をまず祝福  一九六〇年に先生の聖婚式を挙げる前に、三十六家庭の中の三家庭を婚約させて先生が聖婚式を 行ってから、この三家庭を祝福しました。それは、イエス様を中心としたペテロ、ヨハネ、ヤコブの ように、先生を中心として三子女が神様の理想圏に立ったという条件を立てたのです。完全に分かれ ることができないという勝利基盤を立てたのです。  最初にしたことが三家庭の祝福です。一九六〇年に先生が聖婚式をする前に、この三家庭の基盤が なければ聖婚式はできないようになっていたのです。お母様を迎える時に、この人たちの相手をすべ て決めておいて、先生が結婚式をまず行い、次に彼らも祝福してあげたのです。そのように原理の道 を合わせてきたのです。  アダムの前に三大天使長、アダムの八人家族を編成しなければなりません。三大子女、信仰の息子、 娘を立てて結婚すれば、八人家族の編成と三大天使長を連れて天の前に行かなければならないという のです。それで統一教会の文先生も、三人の息子、娘、三十六家庭を立て、三十六家庭の婚約式を 行ってから結婚式をしたのです。すべてが原理的です。水も漏らさぬ組織編成をしてきたのです。ア ダムが家庭を失ったので、再び家庭を探し出さなければなりません。  先生を中心として見れば、縦的立場の子女たちがいて、子女を中心として見れば、横的な立場の兄 弟がいますが、横的基盤で私たちの子供の中の代表としてアベルの位置に立ったのが誰かというと、 興進だったのです。二番目、二番目だというのです。私たちの統一教会で見れば、三十六家庭を立て 47
・ 『天聖経』 第九章 祝福家庭 るためにはイエス様の三弟子、天使長の家庭を代表した三数を解決しなければならないのです。その 三数が決定されたので、アダム家庭、ノア家庭、ヤコブ家庭の三十六家庭の型が出てきたのです。 三十六家庭で代表されるこの三家庭の中で、最初の家庭が金元弼家庭です。歴史は、誰でもその場に 立てるようにはなっていません。これこれこのようなプログラムによる、様々な背後の内容が霊的な 世界にできていなければ、長子の位置に立てることができないのです。そのような人が金元弼なので す。その次に二番目は誰かといえば、劉孝元です。そして三番目は、金榮輝です。  三家庭を中心として十二人を立てなければなりません。この十二人は、歴史的な使命を果たさなけ ればなりませんが、十二人だけでは駄目だというのです。過去の十二人、現在の十二人、未来の十二 人、三十六数を決定しなければならないのです。それで三十六家庭となるのです。アダム家庭からノ ア家庭まで十代、ノア家庭からヤコブ家庭までの十代、ヤコブ家庭の十二人の子供、二千年歴史の先 祖を連結できなかったのを、すべて圧縮したのが三十六家庭です。 2.三十六家庭を立てた意味  三十六家庭は、第一家庭、第二家庭、第三家庭で構成されています。第一家庭は、旧約時代を象徴 していますが、それは神様の許可なしに結婚した立場です。第二家庭は、新約時代を象徴しています が、新約時代は、地上で初めて神様が選んでくれる結婚を願った時代です。しかし、イエス様が十字 架で亡くなることによって失敗し、新婦は新郎がやって来ることだけを待った時代です。  第三家庭は、成約時代を象徴しますが、成約時代は、完成の時代で、神様の家庭の出発を願う時代 です。現在の摂理は、ヤコブが勝利した象徴的復帰摂理を経ています。したがって先生は、僕の時代 と養子圏時代を蕩減復帰して、神様の真の子女時代を成し遂げなければなりません。この三時代の路 程を象徴的に復帰するのが三十六家庭です。  三十六家庭の中で、第一家庭は、既成家庭で旧約時代に該当し、イエス様の時代は、結婚を願った けれども成せなかった時代で第二家庭がそれを象徴します。第三家庭は、すべての苦難に勝って、勝 利したヤコブのように、成約時代を象徴します。特に三十六家庭は、先生を中心として一代に旧約時 代、新約時代、成約時代を蕩減する勝利的基台となるのです。さらに、家庭勝利の完成で三時代を横 的に一代に蕩減した歴史的意義をもつのが三十六家庭の祝福だというのです。  摂理史的に見れば三十六家庭の第一家庭は、アダム家庭を復帰した立場です。アダム家庭のカイン、 アベルを含み、ノアまで十二数でつながっているので、これを蕩減するために十二家庭を立てたので す。第二家庭は、ノアからアブラハムを復帰したことを意味します。アブラハム家庭にサタンが侵犯 することにより、イサクとヤコブに延長された十二代を象徴します。ヤコブは、十二人の子女を通じ て歴史上初めて縦的な摂理を横的に蕩減復帰したので、三十六家庭において第三家庭がそれを象徴す るのです。ヤコブが成した個人的勝利の基台の上に出発した家庭は、旧約時代、新約時代、成約時代 を象徴したものでもあります。  三十六家庭は、三十六代と同じです。三十六家庭は先祖なのです。神様の復帰摂理の中で先祖が失 敗したことを、すべて取り戻した型です。イエス様の時代の十二弟子を代表した歴史的な過去、現在、 すなわち旧約時代と新約時代を、すべて蕩減して取り戻した型が三十六家庭だというのです。言い換 えれば、成約時代は旧約と新約を完成しなければ出発することができないのが原則なので、これをす べて清算するために三十六家庭を取り戻さなければならなかったのです。  先生が個人的な勝利の基盤の上に、横的な家庭的蕩減の基準を準備しなければならないので、三十 六家庭を祝福するようになったのです。ノア家庭から勝利の基準を築いたでしょう。伝統的家庭の基 準を中心として立てたのがノア家庭です。その次にヤコブ家庭、第三家庭とは何でしょうか。これは 清い青年男女たちです。ここから地上の基盤は、すべて蕩減復帰して完全なものを立てなければなり ません。それでヤコブ家庭型の十二家庭を中心として横的な四方向性が起こるのです。  これが三十六家庭を中心として全体を代表した立場で基盤を築くようになります。それが十二支派 を中心として、三時代の十二型です。ヤコブを中心として見れば、蘇生、長成、完成の三時代です。 これがすべて一つとならなければなりません。  三十六家庭は、歴史時代において復帰摂理の使命を担った時代の数多くの善なる先祖を代表した家 庭です。その先祖が縦的に失敗したことを横的に実体復帰するために、先祖の復活体としての責任を もった、選ばれた家庭です。この三十六家庭は、三十六億の世界人類を代表しているということを皆 さんは知らなければなりません。  世の中を見れば、家庭をもった既成家庭と家庭をもっていない人がいます。また、家庭をもってい 48
・ 『天聖経』 第九章 祝福家庭 ない人の中にも二つの種類があります。一つは、自分勝手に男女関係を結んで失敗した者です。この ように世界の人々を分ければ、三種類になるのです。自分勝手に結婚した人、その次に自分勝手に男 女関係を結びながら家庭をもっていない人、今そのような人が多いでしょう。その次には純潔な青年 男女、このような内容でもつれ合っているのが世界人類です。世界人類を縦的に見れば三種類なので す。  言い換えれば、自分勝手に結婚した人、その次には、自分勝手に相対的関係を結んだけれども結婚 できなかった人、すなわちイエス様と聖霊が今まで婚約段階にありながら新しい家庭を収拾する、そ のような型の人がいます。その次は、純潔な青年男女がいるのです。このような型をすべて蕩減復帰 するためには、縦的な歴史時代を代表して家庭的に収拾しておかなければならないので、それで三十 六家庭が出てきたのです。  イエス様が十二弟子を取り戻し、アダム家庭からノア家庭、ヤコブ家庭までの三時代の代わりにし てみ旨を成そうとしたことを、蕩減復帰するために三十六家庭を立てたのです。このように連結して きたのです。このように先生は、どれ一つ取っても適当にやったことはありません。  再臨主は、アダム家庭の立場を蕩減復帰しなければなりません。したがってアダム、ノア、アブラ ハム型の家庭を取り戻して先祖に立てなければなりません。そのためには、まずアダム型の十二家庭 を取り戻し、ノア型の十二家庭とアブラハム型の十二家庭を取り戻して、縦的な先祖を立てなければ なりません。  三十六家庭は、私たち人類歴史の先祖が復活したものです。その先祖が復活してどのようなことを するのでしょうか。地上世界の人間が六千年間縦的に繁殖したものが、横的に展開しているのですが、 これをすべてつなぐようなものです。これが全体の縦的蕩減においては十二代、代数では十二です。 地上でも、この十二ですべて連結されました。地上でも、蘇生圏が既成家庭、長成圏は、愛の関係は もったが結婚式を挙げていない者、その次に完成圏は、清い青年男女です。  三十六家庭は、すべて十二数です。アダムからノアまでは十代ですが、十二数です。カイン、アベ ルで十二数になりました。その次は、ノアからアブラハムまでが十代ですが、イサク、ヤコブを入れ て十二数です。こうしてヤコブの時になって初めて十二数の基準を中心として、横的に展開すること により世の中に着陸したのと同じように、統一教会も、やはり三十六家庭が出てくるのです。  アダム家庭型、ノア家庭型、ヤコブ家庭型、これが第一家庭、第二家庭、第三家庭です。これを中 心として歴史時代のすべてのもの、旧約時代と新約時代を経てきたすべてのものを成約時代に一つに つないできたのです。霊的世界を代表して、これらを連結させ、地上に先祖たちを一つにつないでき たのです。それで三十六家庭は、みな先祖たちです。  三十六家庭とは、いったいどんな家庭でしょうか。三十六家庭の中で第一家庭は、自分勝手に結婚 した者をすべて連れてきて神様の前に連結させたのです。その次に第二家庭は、愛を成し遂げられな かった、このような内容をもった人たちをすべて組み合わせたのです。そのまま単にペアを組んで祝 福したのではないのです。それはなぜでしょうか。世界の人々を救うためです。その次に第三家庭は、 清い青年男女たちです。既成家庭は、第二家庭の前に絶対服従しなければなりません。霊界に行けば 分かるのです。その次に、第二家庭は、第三家庭に絶対服従しなければなりません。  今後、み旨が成し遂げられた時には、三十六家庭の中で誰が中心になるかといえば、第三家庭が中 心になるのです。こういう話は、先生から初めて聞いたでしょう。では、再臨主が来られる所とはど こでしょうか。この既成家庭を訪ねてくるのではありません。自分勝手に愛の関係を結んだ人を訪ね てくるのではなく、清い青年男女を訪ねてくるのです。  先生が三十六家庭を組んであげなかったとすれば、皆さんは、天上世界に入っていって立つ場所が ないのです。このようなことを知っていますか。ここでそれを拡大すれば、全世界がその範囲の中に 入るのです。既成家庭を蘇生とするならば、長成は第二家庭です。それでこれをアダム家庭、ノア家 庭、ヤコブ家庭、このようにいうことができます。ヤコブ時代となって初めて平面時代、横的に越え てきたのです。十二支派を中心として横的に越えていくのです。  天上世界に行けば十二の真珠門があり、十二支派があるように、また地上世界に十二カ月があるよ うに、先生を中心とした十二支派、これがすべて合わなければいけないのです。イエス様を中心とし て十二弟子がいたように、先生を中心として三十六家庭がありますが、その中で十二家庭の代表が清 い青年男女たちです。これを中心として、その次は自分勝手に生きてきた人たち、その次は家庭を もった人たちです。この人たちが一つになったという条件を立てなければ、入っていく道がないとい うのです。  清い青年男女として先生から祝福を受けた家庭は、先生と連結することができる基準が立てられて います。それで今後、家庭的基台においての中心は、清い青年男女として祝福を受けた家庭です。こ のようなことを知り、皆さんが今後、家庭の秩序を立てていかなければなりません。三十六家庭を見 るとき、第一家庭、第二家庭、第三家庭の中で、第三家庭が中心になるのです。 49
・ 『天聖経』 第九章 祝福家庭  三十六家庭は、アダムからノアまで、ノアからアブラハムまで、アブラハムからヤコブまでを経て、 十二の子女を中心として、全体的な摂理の基盤を築かなければなりません。これは、過去の歴史を成 し遂げようとするのではありません。先祖が失敗したことを現実において、横的に一度に蕩減復帰す るためなのです。これを成すための闘いが三十六家庭を中心として起こるのです。  先生がこの世の事情を知らずに、そのようなことを言っているのではありません。人間の事情より も神様の事情がもっと哀れで、人間の意志よりは神様の意志がより大きいので、責任をもってこれを 成そうとしたのです。神様が子女を失った歴史的な恨を蕩減復帰しなければならないので、縦的な歴 史を現実において横的に蕩減復帰して、先祖の願いと、先祖が立てようとした基準を再び取り戻さな ければならない立場にあったので、三十六家庭を祝福したのです。  三十六家庭の責任とは何でしょうか。今までの歴史的なすべての蕩減条件を食い止めることです。 言い換えれば、サタンを完全に消し去ることのできる一つの完璧な囲いにならなければなりません。 それでこの家庭のすべての伝統と思想は、サタンとは完全に隔離された伝統を立てなければなりませ ん。この伝統を中心として横的な伝統の因縁を七十二家庭と百二十家庭が立てていくのです。このよ うな立場で見るとき、三十六家庭の責任がどれほど貴重なのかを皆さんは知らなければなりません。  霊界に行けば、正式に清い青年男女として祝福を受けた者と、既成家庭が受けた祝福は違うという のです。霊界に行けば、天は三層になっています。現実の社会にも上中下があるように、霊界もそう だというのです。それでは三十六家庭はどうでしょう。各々十二家庭ずつアダム家庭、ノア家庭、ア ブラハム家庭の代わりとなる三十六家庭を見るとき、どの家庭が一番貴いかといえば、一番最後の家 庭が一番貴いというのです。今後は、そのような家庭を貴ばなければなりません。今は、そのような 時になっていないからそうなのであって、みな差があるというのです。違うのです。  私がお金を投入して金の指輪、服などを買ってあげたのです。そのようなことを、なぜするので しょうか。三十六家庭は、結婚費用も出さなかったでしょう。人の子を連れてきて、自分の子以上の 結婚式をしてあげました。一次、二次、三次と、世の中がどんなに反対しても堂々と行いました。全 く、そのようなことをすれば土地が生じますか、お金ができるでしょうか。何ができるというので しょうか。先生に度胸がなかったならそのようなことが成せたかと、考えてみてください。大韓民国 が騒いでも、既成教会が騒いでも、微動だにしなかったのです。米国が騒ぎ、全世界が騒いでも、微 動だにしませんでした。それで、今ここまで来たのです。 3.三次にわたって祝福――数多くのエピソード  一九六一年の三十六家庭の祝福式の時に、乱闘劇が起こりました。門に警備兵を立てて結婚式を行 うほどでした。しかし先生は、誰がどんなに騒いでも、すべきことは、すべて行います。三十六家庭 の親たちが集まって来て、あらゆる罵声を浴びせながら大声を張り上げました。またひどいのは、先 生を「監獄にほうり込んでやる」と裁判所に何十枚もの投書をして、先生が裁判所に呼ばれていくこ ともありました。  特に、過激になって練炭の灰をばらまきながら「統一教会をなくさなければならない」と言う人が 十二人いました。統一教会は、そのようなところで大きくなりました。反対されるその立場で、勝利 の基盤を築かなければならなかったのです。反対されて冒険をする立場で、勝利の基盤を築かなけれ ばならないのです。  私が三十六家庭の合同結婚式をする時、新郎新婦のお父さん、お母さんに私の名前で招待状を送り ました。「お父さん、お母さん、何日にあなたの息子、娘が青坡洞教会で結婚式をします。それで来 たる時には、このような礼服を着て来れば参加できますが、そうでなければ参加できません」と招待 状を送りました。  そのようにしたところ「全く、そのような話がどこにあるか。誰が人の子の結婚式の招待状を送る のか」と大騒ぎして、どんなに大変だったか分かりません。騒いでみろというのです。私が既に決め て行うのです。警察が動員されても私が言ったとおりに、そのままするようになっているのであって、 自分勝手にするようにはなっていないのです。  韓国で三十六家庭の結婚式の時は、自分の親も天使長の扱いをしたのです。親にも全く知らせな かったのです。仕方なくあとで、一週間前に、「礼服も着て来なければならない」という条件を立て て、通告したのです。それでののしりわめき、「他人の息子、娘を連れていって誰が結婚式をするの か」と物議を醸しましたが、仕方ありませんでした。親がどんなに気分を悪くしたか考えてみてくだ さい。それでそのまま鉄の門を閉じて、誰も入ってこられないようにしました。そのようなことをし て、すべて分別したのです。  三十六家庭の幹部の中のある人の親は、相当な名士で、文先生のような人は夕日のように過ぎ去る 50


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