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天聖経9-7

・ 『天聖経』 第九章 祝福家庭 金サッカ(韓国の詩人)ほどにも思わないで、ああだこうだと言ったのです。その人の娘を結婚させ る時、私が通知を送りました。その人は、自分の娘が結婚するといって結婚式場に堂々と入ってこよ うとしたのです。しかし、統一教会の結婚式に参加するには礼服を着てこなければならなかったので す。(礼服ではなく)自分の洋服で入ってこようとしましたが、入れてくれないので大騒ぎになった のです。娘の結婚式なので入らなければならないのに、入れないので仕方なく、統一教会の教会員の ところに行って、「頼むから礼服を貸してくれ」と言って、礼服を着て入ってきたのです。  三十六家庭の合同結婚式をする時にも、お父さん、お母さんに知らせることができるでしょうか。 駄目だというお父さん、お母さんに会って、説得しようとする子を歓迎するでしょうか。そうではな いですか。それは明らかなのです。お父さん、お母さんが来れば喜ばしい日となり、目が細くなりま すが、先生という人は、それをすべて知っていながら、そのお父さん、お母さんに尋ねてから紹介す るようになっているでしょうか。  しかし、通知はしなければならないので、結婚式をする前日の何時間か前にちょうど到着するよう にするのです。「あなたの息子、娘が貴い結婚式を行います。御来賓なされますようお願いします」、 そのようにすべて通知したのです。  先生の時代にどんな革命をしたかといえば、伝統を完全に覆しました。キリスト教の伝統を完全に 覆して、大韓民国の伝統を完全に覆しました。お父さん、お母さんを否定しました。皆さん、祝福を 受ける時、皆さんのお父さん、お母さんに先生が相談して祝福しましたか。一言もしていません。先 生が主体です。三十六家庭の時にはお父さん、お母さんが来られないようにしました。無条件、礼服 を着て来いといいました。それで大騒ぎとなったのです。革命の中の革命なのです。完全に覆したの です。  三十六家庭の結婚式をする時、一次の結婚式は何時にしたでしょうか。夜明けにしたでしょう。闘 いながら「やあ、私の父を出せ!」、「私の娘を出せ!」と言いながら騒いだのです。「私の父を出 せ」と言うので、他人の父を盗んだ人となり、「私の娘を出せ」と言うので、他人の娘を盗んだ人に なってしまったのです。  このようにして、けんかをしながら「やあ、文なにがし! 出てこい! やつが出てきて、うちの 家をめちゃめちゃにして、うちの娘を気違いにした!」と言うのです。結婚する場合、親から承諾を 受けなければならないのに、結婚式の日に親に、「来たければ、こういう礼服を着て来てください」 と通知を送る、全くそのような話がどこにあるかというのです。  そのようなことはあり得ないのを、私はよく知っています。それを知らなければ楽ですが、知って いるので息が詰まるのです。そうでしょう。知らずにすれば悪口を言われても「なぜですか」と言え ますが、非難されることを明らかに知っていながらするのです。このようなことを知っていながらも、 しなければ蕩減にならないのです。目をつぶって、いい加減にしてはならないのです。  三十六家庭が結婚式をする時、一つは夜に行い、一つは昼に行い、一つは夜明けに行ったのです。 なぜでしょうか。自分の息子、娘を出せと、みんなが反対をしたからです。神様のみ旨から見た時、 偽りの父母から出発したので、真の父母の立場で、すべてのものをコーチしなければならないという のです。親たちも反対しましたが、国も反対しました。私が裁判所に行って、調書を作ってきて結婚 式をしたのです。そのようにやってきたことを、誰も知らないでしょう。先生が立つ位置がなかった のです。そこから冒険をしてきたのです。  先生がおもしろい話を一つしましょうか。私たちの韓国で三十六家庭の合同結婚式をする時、その 娘婿も今この席にいるのですが、ある人が訪ねてきました。自分の二人の娘が二人とも統一教会に 引っ掛かったというのです。自分はある学校の校長先生なので、良いお婿さん候補にある先生たちを 選んでおいたと、絶対合同結婚式をさせることはできないというのです。しかし先生は、「反対をす るならしなさい。あなたの娘は私が嫁に送る」と言いました。  三十六家庭を選ぶ時、その親たちに先生が相談したでしょうか。他人の子を連れていって相談もし ないで、招待状も出さないで、すべて先生の勝手に結婚をさせたので、悪口だけでなく、棒でたたか れるようになっているのです。昔のイスラエル民族だったならば、服を破られ、刃物で刺されて死ん でいたことでしょう。しかしそれを、みんなが何をしているのか分からないように、あっという間に 片づけてしまったのです。  サタンの子をみな連れてきて、神様の子にして結婚させました。天の宇宙的な運勢で復帰路程を完 結させるのに、誰に相談しなければならないでしょうか。祝福してあげるのに、誰に相談しますか。 三十六家庭は何かといえば先祖です。先祖となる愛を成すのに、肉親のお父さん、お母さんに相談で きますか。神様に相談しなければならないのです。  三十六家庭の祝福も、真っ暗な夜中にしなければならなかったので、門を閉めて成婚式をしたので す。その時、「私の息子を出せ、私の夫を出せ、他人の息子、娘を連れてきて何をするのか」などの 罵声を浴びました。自分の息子に妻をめとらせるのは、親の一存で決めることなのに、統一教会の先 51
・ 『天聖経』 第九章 祝福家庭 生が独断で結婚させるというので、わめいたのです。すなわち、サタン世界の親だからです。神様の 息子、娘をサタンが奪っていったので、先生が再び奪い返して蕩減復帰するのです。歴史的に失った 息子、娘を再び取り戻して蕩減復帰するためでした。それで式を早く終えたのです。蕩減復帰歴史な ので仕方がありませんでした。 二 七十二家庭 1.七十二家庭の祝福の意義  今まで先祖が責任を果たせなかったことだけが間違ったのでしょうか。そうではありません。先祖 も過ちを犯しましたが、兄弟が間違ってそのようになったのです。それで、三十六家庭の前に兄弟の ような立場としてカイン、アベルの二人を立てたのが七十二家庭です。七十二家庭を立てることに よって、ヤコブの代まで、地上に横的基盤を築く時まで、家庭を中心としてカイン・アベルの二つの 型を復帰した基準に立てたのが七十二家庭です。  それによって今までの直系先祖の家庭が、すべて復活した型として地上に現れたのです。これに よって重要な中心が決定されたのです。十二家庭を中心としてイスラエル支派型の出発が行われたの です。今日、私たちが七十二家庭を立てたので、先祖を中心とした基盤がこの地上に立てられたので す。  先祖の前に二人の息子の家庭型を編成しなければならない摂理的意味があったので、これを立てる ために三十六数の二倍の七十二家庭を立てたのです。縦的な歴史路程において、アダム家庭で成し遂 げられなかったことをカイン・アベル家庭が完結させなければなりませんでしたが、完結させること ができなかったのです。すなわち、蕩減条件を立てることができなかったのです。  ところがカイン・アベル家庭型の七十二家庭を祝福することによって、延長した縦的な摂理が平面 的な一つの基準点で勝利の基準を立てることができたのです。三十六家庭と七十二家庭を立てること によって、縦的なカイン・アベル型の理念的基盤がすべて地上に造成されたのです。その次に平面的 に縦的家庭型を復帰しなければならないのです。その家庭は、すべてアダム家庭を復帰するための型 です。  三十六代が失敗したことを復帰したという基準を立てたのが三十六家庭ですが、そのようにして先 祖となった三十六家庭だけでは駄目なのです。争いは、どこから始まりましたか。アダムとエバの息 子のカインとアベルから争いが始まりました。それで、この世界がこのように壊れました。それは何 のことかといえば、その子孫がみなけんかをする世界をつくったということです。これを蕩減復帰し なければなりません。  そのためには、三十六代の息子、娘が神様の前で争わないで一つになったという条件を立てなけれ ばなりません。それでカイン、アベルに分立した数、すなわち三十六を二倍した数の七十二家庭を立 てたのです。この七十二家庭が立てられることによって、カインとアベルが争わないで四位基台を成 すことができる歴史的な先祖の基礎をつくったのです。それでサタンを防ぐことができる絶対的な基 準が立てられたのです。皆さんは、七十二家庭がどのくらい深刻な位置に立っているかを知っていま すか。  七十二家庭は、三十六家庭の祝福基盤の上に立てられました。七十二家庭は、アダム家庭を中心と して復帰されたカイン・アベル家庭を象徴します。アダム、エバが神様の前に立つためには、カイン、 アベルが完全に一つになった基台の上に上がらなければなりません。アダム、エバが人類の先祖とし て完全な父母の立場に立つためには、カイン、アベルが完全に一つにならなければなりません。  三十六家庭は、先祖格のアダム家庭を象徴しています。したがって三十六家庭は、カイン、アベル が一つになった家庭の基盤の上に立ってこそ、父母の資格を備えるようになっているのです。七十二 家庭が三十六家庭の二倍になっているのも、カイン、アベルの立場だからです。  七十二家庭とは何でしょうか。聖書で見るように、七十門徒といい、七十二門徒ともいいました。 もともとは、この七十二数が合うのです。七十二数。十二支派を中心として六数、六人の族長たちが 合わされば二掛ける六は十二、十二掛ける六は七十二なのです。七十人ならば数が合いません。それ で七十二家庭が、もともと合っているのです。  この七十二家庭は何かといえば、中心家庭の三十六家庭、すなわち先祖家庭の前にある息子、娘と 同じです。子孫なのです。神様のみ旨の中で先祖がみ旨を成し遂げられなかったことは、その先祖の 家庭においてカイン、アベルが一つになれずにみ旨が延長されたと、このように見るのです。  カイン、アベル、息子、娘、兄弟が一つになった、その家庭の基盤をもてなかったのです。七十二 家庭とは何でしょうか。全体を合わせてみれば、三十六家庭の倍数です。それでカイン・アベル家庭 の三十六家庭の息子を中心としたアベル的三十六家庭とカイン的三十六家庭、合わせれば七十二家庭 と同じです。それは何かといえばカイン、アベルが一つになれずに、歴史的先祖が失敗したことを蕩 減復帰するための代表的家庭です。このように見るのです。 52
・ 『天聖経』 第九章 祝福家庭  三十六家庭から七十二家庭、百二十家庭は一チームです。分けることはできません。三十六家庭は 歴代の先祖のことをいいます。次に七十二家庭は、息子、娘のことをいいます。百二十家庭は、世界 国家の祭司長のことをいうのです。十二支派のことをいいます。十二支派の世界的分派型をいうので す。問題は、先祖とカイン、アベルと十二支派が一つになればいいのです。それが復帰歴史です。  今日の「私」という存在は、過去の結実であり、現時代の中心であり、未来の出発です。すなわち、 三時代を代表した結合体だというのです。この三時代の形を結合したのが三十六数です。十二数に三 時代を掛ければ三十六双になるのです。この三十六双を中心としてカイン・アベル型の息子、娘を復 帰しなければならないので、七十二家庭が出てくるのです。  家庭でいつも問題になるのは、父母と子女が一つになることです。アダム家庭において、アダムと カイン、アベルが一つにならなければならないのです。神様の前に一致させることができる家庭にな るためには、父母と二人の息子が一つになったという条件を立てなければなりません。そうでなけれ ば神様の前に立てないのです。それが三十六家庭の二倍に当たる七十二家庭なのです。  この七十二家庭は、イエス様の七十門徒に該当する数です。私たちが家庭を取り戻すことによって、 この家庭はイエス様の十二弟子と七十門徒を中心として氏族を編成しようとしたのを成した型です。 イエス様が十二弟子と七十門徒を家庭型として復帰した氏族型が、七十二家庭です。  言い換えれば、この三十六家庭と七十二家庭は、イエス様のイスラエル民族を中心とした十二支派 と七十門徒のようなもので、イスラエル民族を指導し得る代表的型を復帰した型なのです。これは、 神様がイスラエルを中心として取り戻そうとした基本数が取り戻された型です。  七十二家庭は、どんな家庭でしょうか。家庭を完全復帰しようとすれば、カイン・アベル家庭が一 つにならなければいけません。アダム、エバが完全に神様の前に立とうとすれば、カイン、アベルが 完全に一つになった基台の上に上がらなければならないのです。先祖というのは、父母の立場です。 この父母の立場が完全に神様の前に立とうとすれば、カイン、アベルの基台を復帰しなければなりま せん。  三十六家庭は、先祖です。先祖が立とうとすればカイン、アベルが一つになった家庭の基盤がなけ ればならないので、三十六家庭の二倍の七十二家庭になります。七十二家庭はイエス様を中心とした 七十門徒に該当します。それが一つになった地上の蕩減圏を成し遂げたので、神様の摂理はますます その基台が拡大されるのです。こうなると先祖の家庭を中心としてカイン・アベル家庭が一つになる ので、摂理歴史においてそれは、家庭を中心に必要としたすべてのものが備わったことになります。 家庭復帰を完成したことになります。それが七十二家庭までの祝福です。  七十二家庭の祝福が成就することによって初めて、地上に神様を中心として平面的にも立体的にも 一つの段階を成すようになったのです。したがってこれが決定されることによって、中心的基準が立 つのです。  すなわち、神様の摂理により決定されなければならない中心点が縦的な足掛かりとして、完全な歴 史の勝利者として立つことは、三十六家庭、七十二家庭が一つになることによって成されるようにな ります。その中心点が決定されれば、神様が要求してこられた中心的先祖の勝利圏を成すことになり ます。それは完全な基台なので、それを横的に展開しなければなりません。  イエス様が天国を成すことができなかったのはなぜでしょうか。氏族が協助することができず、次 に十二弟子が協助できなかったからです。三弟子と十二弟子が協助できなかったのです。その次に氏 族を中心として、十二弟子を中心として、七十門徒を中心として国と国を連結することができる橋を 架けようとしたのに、その橋が崩れてしまいました。そうして家庭的基盤をもつことができなかった イエス様、氏族的基盤をもつことができなかったイエス様、教会基盤をもつことができなかったイエ ス様となったのです。  次に、七十門徒が一つになることができなかったのです。この七十門徒は十二支派の代わりであり、 七十長老を代表したものです。これが七十門徒ではなく、七十二門徒にならなければならないのです。 十二支派に六人ずつとすれば、七十二人です。それで統一教会では、七十二家庭を祝福したのです。 聖書を見れば、新約には七十二人ですが、旧約は七十人となっています。七十二人が合っているので す。七十人では合わないのです。  復帰歴史とは、カイン、アベルの歴史です。カイン、アベルの歴史なので、このような先祖の前に 二人ずつ、カイン、アベルだけを組んでやれば、今まで歴史時代において先祖が失敗したすべてのも のを蕩減する条件となるのです。先祖がなぜ失敗したかといえば、カイン、アベルが一つになれな かったからです。カイン、アベルを中心として信仰基台と実体基台がすべて成されるのです。ところ が、その先祖を中心としてカイン、アベルの基準を完結できなかったので、それを完結するための条 件をこの地上の横的基盤に合わせるためのものが七十二家庭です。  地上天国を成し遂げるためには、家庭を成さなければなりません。イエス様の三弟子、十二弟子、 53
・ 『天聖経』 第九章 祝福家庭 これは三時代の蘇生時代、長成時代、完成時代です。それを代表した三十六家庭。その次は七十二家 庭です。カイン、アベルが家庭を中心として争ったので、その代表的な立場として七十二家庭を立て たのです。これは七十二民族、民族的な代表なのです。  人類の中にはアダムのように自分勝手に結婚した型があり、次に相手を見つめながら生きてきたイ エス型の人物もいるし、再臨主型もあります。再臨主は、これらの人物型の立場をすべて蕩減しなけ ればなりません。まずノア型家庭を復帰しなければなりません。それはノアがアベル型であり、また イエス型だからです。神側の二番目の息子型なので、これをまず復帰しなければなりません。これが カイン、アベルに分かれて復帰された型が七十二家庭です。  三十六家庭を立てた目的は、三十六の先祖を探し立てるところにあるのです。それで三十六家庭を 中心に霊界と肉界が一つになるのです。これをカイン・アベル型に広げたのが七十二家庭です。ヤコ ブが七十二家族を率いてエジプトに出発したように、統一教会も七十二家庭の時、そうでした。  祝福は、新しいイスラエルを認めることです。三十六家庭の一家庭に、カイン型とアベル型を立て れば、七十二家庭になるのです。  三年の期間にアブラハム、イサク、ヤコブの三代の基準を越えなければなりません。今年、七十二 双を無理に結婚させたのです。何組かしか気に入る人がいません。 三 百二十四家庭 1.百二十四家庭を立てた意味  イエス様の百二十門徒の代わりとなる百二十家庭は、世界的な型です。百二十家庭は、世界の代表 型として世界的な蕩減条件を立てることができる基盤となるので、百二十家庭を立てることによって、 神様が世界的に訪ねてくることができる基準を立てたのです。それで国連の加盟国が百二十カ国を超 えれば、その時が「終末だ」と言うことができるのです。  百二十家庭は、世界のすべての国家を代表した基準で立てられた家庭です。  再臨主は、アダム家庭の立場を蕩減復帰しなければなりません。したがって、アダム・ノア・アブ ラハム型の家庭を取り戻して先祖に立てなければなりません。そのためには、まずアダム型の十二家 庭を取り戻し、次にノア型の十二家庭とアブラハム型の十二家庭を取り戻して、縦的な先祖を立てな ければなりません。それで先生が三十六家庭を立てました。この先祖を中心としたカイン・アベル型 の家庭として探し立てたのが七十二家庭です。そして百二十家庭は、世界百二十カ国の指導者を象徴 するのです。  横的な基準を立てて、平面的な四方数の世界型を立てたのが百二十家庭です。これは百二十国家を 代表したものです。  百二十四家庭までは七年路程です。現在百二十家庭があるので、新しいイスラエル圏を中心として 世界の百二十カ国を取り戻すことができる基盤が連結されるのです。それでイエス様が家庭を通じて 取り戻そうとした世界的なすべての数が、先生が百二十家庭を祝福することによって、復帰された基 準が決定したのです。  皆さんに必要なのは何かといえば、八十四人と百二十人をすべて氏族圏内に立てることです。それ は縦的です。三十六家庭、七十二家庭、百二十家庭、違いますか。百二十というのは世界の代表です。 それでイエス様が復活したのち、五旬節に屋根裏部屋に百二十人が集まったのです。それは世界的な 代表です。先生が百二十四双を祝福する時、国連の加盟国が百二十四カ国でした。それがすべて合っ ているのです。  十二数に該当するのが百二十門徒です。これは、イエス様の時代において百二十門徒の代わりの蕩 減復帰数に該当するので、世界国家の代表者型です。これを立てて、その族長代表が国家代表でしょ う。国家代表基準として編成するために、世界的な基準として編成するために祝福してあげたのが百 二十四家庭なのです。  四家庭は、これはこぶです。その四家庭は、既婚家庭です。なぜ既婚家庭を入れたのでしょうか。 既婚家庭を入れないと今後、既婚家庭を救う道がないのです。この四数は東西南北の四方の門を象徴 するので、このようなタイプの型を中心として既成家庭が復活できる道を開けてあげなければならな いのです。それで百二十四数を祝福したのです。 54
・ 『天聖経』 第九章 祝福家庭  百二十家庭は、イエス様を中心とした百二十門徒の代わりなのです。四家庭は、結婚した既婚家庭 です。四方の門を開けてあげなければなりません。  イエス様が十字架で血を流すようになったのは、七十二門徒と十二弟子を足した八十四人が一つに なれなかったからです。ですから皆さんは、八十四人を実体で蕩減復帰しなければなりません。その 蕩減復帰基盤の上で、皆さんは結婚生活ができます。先生もそうです。そのために十二、十二、十二 の三十六家庭です。それは蘇生、長成、完成です。これは三つですが、縮小すれば一つなのです。  その次の七十二家庭も同じです。その基盤上に百二十家庭、百二十家庭の基盤上に世界が連結され るのです。イエス様が復活し昇天したのちに、五旬節に百二十門徒が一つになって聖霊が地上に降臨 したでしょう。それは世界の代表を象徴します。  イエス様がユダヤ数的基準を成し遂げられなかったことが恨なので、それに代わる百二十家庭がイ エス様の恨を解いてあげる祝福家庭だというのです。それで百二十家庭は先頭に立って犠牲にならな ければなりません。この前、出動教育を受けた地域長は、全部百二十家庭なのです。百二十家庭は犠 牲にならなければならないのです。百二十家庭は、イエス時代の百二十門徒の立場で世界的な支派編 成をするところにおける、世界百二十国家を代表した国家的な基台です。  イエス様が昇天する時に百二十門徒を立てたでしょう。百二十門徒は、百二十家庭を意味します。 その次に、地上でも天上世界に行った百二十国家の代表がいるのです。その国家代表の列に皆さんの 血族が一つずつ入っていくことによって、皆さんの活動舞台が百二十国家の天国の版図を相続して、 そこに活動できる基地を連結するのです。  イエス様に十二弟子と七十門徒だけがいたのではありません。五旬節の時に百二十門徒に聖霊が降 りてきて、世界的な宣教運動を始めたのです。それを代表したのが百二十カ国です。私たちが百二十 家庭を祝福する時にも、国連に加盟した国が百二十四カ国でした。私たちにおいても百二十四双です が、四双は何かといえば、東西南北を中心として犯罪者だった人でした。前科一犯、二犯、三犯、四 犯まで百二十四組にすべて入っています。なぜでしょうか。地獄に行っている人々を救ってあげなけ ればならないからです。刑務所にいる人々を救ってあげなければならないのです。  天国の民を少なくともイエス様が願った百二十人、百二十家庭は連れて入らなければならないとい うのです。百二十家庭とは何でしょうか。百二十家庭は、地上の国家の代表です。それで一生の間、 百二十家庭を連れて入っていかなければなりません。それを目的としなければなりません。それは何 かといえば、イエス様が死なないで再臨できる代わりの者となって氏族に送るということです。カイ ンの氏族にアベルの氏族を送ることです。それがメシヤの資格です。それが氏族的メシヤの使命なの です。  自分の息子、娘と自分の血族と復帰された民と共に、永遠なる創造理想的伝統を、愛の伝統をどの ようにつくっておくのかというのです。あの世に行って、これが一つの群れとなって自らの永遠なる 生命の権威、生命の位階を求めていくのです。一族を復帰して百二十家庭以上を連れていかなければ なりません。これだけ話したから分かったでしょう。恥を免れるように準備しなさいというのです。 恥どころか裸にされて追い出されます。  イエス様の十二弟子の十二数を十倍した百二十数は、平面的な世界を代表する数です。それで、こ の百二十門徒と同じ数を合わせるために百二十双の祝福をしたのです。本来は百二十ですが、四方数 の四双を足して百二十四双を祝福しました。  百二十カ国の代表に四を加えて百二十四双を祝福して、氏族的中心が決定された基盤の上に世界的 な百二十四家庭を祝福しました。これは、イエス様が百二十カ国の象徴基盤として出発したキリスト 教全体を代表する家庭が成立したということです。ですからそれは、先生を中心として個人で四位基 台を成して、次に先祖をつなげ、次に民族をつなげて、次に世界をつなげる蕩減的家庭なのです。で すから今は、世界に広がっている数多くの国家圏を代表することができる国家が、すべて一箇所へ行 くことができる道が開けるというのです。  百二十門徒は、世界を代表します。イエス様も百二十門徒を中心として世界的な出発をしようとし ましたが、それができませんでした。私たちは、これを準備しなければなりません。世界を標準とし て行く道の前に、架け橋となることができる自らの子孫を段階的に立てなければなりません。子孫を 立てる時はいい加減に立てるのではなく、世界的な代表になることができる位置に立てなければなり ません。これは何でしょうか。統一教会の三十六双、七十二双、百二十四双の合同結婚式です。 55
・ 『天聖経』 第九章 祝福家庭 2.献貢式と百二十カ国聖地選定  百二十四双の成婚式ののち、献貢式を行いました。神様がイエス様を通じて成すことができなかっ た個人的、家庭的、氏族的、民族的な基盤を成すために復活実体として来られ、み旨を成さなければ ならない方が再臨主です。それを三年間しました。この三年は、子女を取り戻す期間(縦的期間)に 該当します。この期間は、イエス様がユダヤ教とユダヤ民族を収拾しなければならなかったように、 復活実体の一人のお方を立てて、それを収拾する期間です。  百二十家庭は、世界型です。一九六五年に四十カ国を中心として、百二十箇所の聖地を立てた理由 もここにあります。  人を取り戻したのちには土地を取り戻さなければなりません。先生が四十カ国を巡回した理由は、 聖地を選ぶためでした。韓国で堕落前の基準を立てたので、聖地を選ぶことができたのです。世界四 十カ国で百五箇所の聖地を選びました。百二十家庭は、百二十国家を象徴します。今後、私たちは、 百二十箇所の聖地を選ばなければなりません。  百二十家庭とは何でしょうか。百二十国家を代表する型だというのです。それでは天の組織で見た とき、先祖と家庭の形態と、ここに世界の代表者の型を備えたのに、土地がないというのです。土地 がないので、天の前に人的組織の型は備えたものの、この地を汚したことを天が取り戻せる基盤がな かったので、これを中心として数を合わせるために四十カ国に百二十の聖地を選んだのです。それで 地の基盤となったのです。そのようになったので、皆さんが聖地に行って祈祷するときは、そのよう な観点で祈祷しなさいというのです。  皆さんは百二十家庭を代表して、七十家庭を代表して、三十六家庭を代表して、天の王座の中心で ある真の父母を代表して、すべて地上に降りてきて、平面に広がった立場で祈祷しなさいというので す。それで今後、統一教会を発展させるためには神様も動員しなければならず、今までの先知先烈 (注:先駆け歩んだ義人たち)も動員しなければならず、すべて動員しなければならないのです。彼 らはカイン型です。ここはアベル型なので、すべて地を中心として協助するのです。神様もしなけれ ばならないし、天使も協助しなければならないし、先祖も協助しなければならないのです。 四 四百三十家庭 1.四百三十家庭の数理的意味  四百三十家庭とは何でしょうか。四百三十家庭は、全体の平面的な基準です。ですから一つになら なければなりません。今は、国家を中心として影響を及ぼすことができる状況になったので、世界へ 出ていくのです。それで四十三数を立てて、先生の四十年生涯を復帰しなければならないのです。世 界的に条件を立てなければならないのです。それで歴史は今、統一教会時代圏に移ってきているので す。ではここで、何が問題かといえば、氏族が一致団結して民族復帰のために進むことです。民族が 復帰される日には、国家は自然屈服するようになっているのです。  今年、四百三十双を祝福しなければならないのは、韓国において一九六七年が檀紀四千三百年にな るので、これを摂理的な条件に合わせなければならないためです。また、イスラエル民族がエジプト の地からカナンに帰ってくるまで四百三十年かかりました。すなわち、四十三数です。それは新しい 時代に移っていく歴史の転換点となる数です。それで私たちも、四十三数を中心として七年路程を最 後に終わろうというのです。これがすべて合って、新しい歴史時代に移っていくのです。これから統 一教会が行く道は、日進月歩することでしょう。  四数、三数というのは、七数を代表して、イスラエル民族が四百三十年目にカナン復帰のためにエ ジプトを出発したことを代表します。ゆえに新しい出発をする時だというのです。また、その時が韓 国歴史四千三百年になった年なのです。偶然の一致ではありません。神様は、数理的役事をされます。 四千三百年になる年に四百三十双をこのように祝福したという事実は、氏族的で一つの系列的な宗教 の勝利的基盤だけでは駄目なので、すべての氏族の前に共通の門を開放させておくのです。  四百三十家庭の時は、大韓民国の歴史が檀紀四千三百年の年だったのです。四千三百年になる年に、 大韓民国の家庭はどんな家庭でも、天の国へ行くことができる門を開いたのです。反対した集団まで も入っていくことができるのです。いかなる氏族、いかなる民族、大韓民国の民は、反対した人でも、 下賤の身の子孫だとしても、人ならば誰でも行くことができるのです。それで四百三十家庭は、氏族 全体が加担する時なのです。全体の特定時代が、今は普遍的時代に移ってきているのです。  それで金氏ならば金氏家門が神様の前に選ばれたならば、金氏全体が入っていくことができるので す。そして一九六九年度に、世界の数多くの国家を代表して四十三家庭を祝福してあげたのです。ド 56
・ 『天聖経』 第九章 祝福家庭 イツで祝福してあげ、米国で祝福してあげ、日本で祝福してあげたでしょう。それが四十三家庭です。 相対なのです。  四百三十家庭の国家的家庭の前に、四十三数の相対的家庭です。これは何を意味するのかといえば、 全世界民族国家も韓国のあらゆる氏族が天国圏内に加担する特恵を得たので、世界民族が加担できる 内的基盤によってこの相対的基準を連結させれば、外的世界の氏族も内的世界の蕩減基準にある韓国 民族と連結することができるというのです。  四百三十家庭は、イスラエル民族がカナン福地へと出発したように、私たちは、世界のカナン福地 に出発したのです。四百三十年に出発したことを、この時は、四千三百年を代表した四十三数を合わ せたのです。そこからみんな出ていくのです。出ていくための単位は、個人単位でなく、家庭単位で す。家庭を引き連れて進まなければなりません。それを知らなければなりません。単位は個人ではあ りません。家庭なのです。それで自分の家庭を捨てていってはいけないというのです。  モーセは、イスラエル国民を捨ててはいけないのです。みな率いて進まなければならないのです。 監獄にイスラエル人がいても、その人を奪い取ってでも連れていかなければならないのです。そのよ うな数を代表して四百三十双を祝福したのです。四百三十家庭には、すべての民族が入っていくので す。善なる人、宗教人、すべての人が入ります。十二数から四十数も出てくるし、三十数も出てくる し、百二十数も出てくるし、すべてここから出てくるのです。一カ月の三十日もここから出てくるの です。宇宙の中心数がここに、すべて入っているのです。  それで四百三十家庭を中心として、四千三百年を私たちが出発するのです。一段階高いのです。正 にその年なのです。韓国民族はもちろん、世界民族までここにみな入りました。韓国は、世界の代表 で、すべて入っているというのです。それをはっきり知らなければなりません。広めていくのです。  四百三十家庭を祝福することによって、どんなことが起こったかといえば、大韓民国はこれから統 一教会と連結することができる立場に立ったというのです。それは何を意味するのかといえば、韓国 の民は、宗教を信じなくとも、四百三十家庭を中心として第三イスラエル圏の恩恵を受けることがで きる圏内で蕩減条件を成立させることができるということです。それで大韓民国が選民だということ を発表することができました。選民圏が形成されたというのです。  では、このような基盤を中心として、次は何をするのかといえば、先生が世界的に拡大するのです。 四百三十家庭をつくっておいて、次に世界的に大韓民国の土地と民をすべて拡大しなければなりませ ん。土地に植えるというようなこと、聖地を選んでおいて、次に四百三十家庭に接ぎ木をするという ことをしなければなりません。それで四十カ国を中心として聖地を選んだのです。次に、世界巡回を しながら何をしたでしょうか。四十三家庭の祝福をしたのです。四百三十家庭の相対的数になる四十 三家庭を、日本と米国とドイツを中心として連結させるのです。これは世界史的です。それによって、 世界にいる数多くの信仰のない人々も、イスラエル圏の恩恵を受けることができるのです。  四千年あるいは六千年間のユダヤ教やキリスト教の歴史を経てきましたが、そのように伝統を受け 継いで信じてきたその恩恵を、信じないでも平面的時代へのその恩恵圏内に加担できる特権を与える というのです。このような基盤が形成されたというのです。  祝福とは何でしょうか。家庭を確保することです。先生の家庭を中心とした三家庭、三十六家庭、 七十二家庭、百二十四家庭……。これによって世界的蕩減条件を形成するというのです。それでは、 次に何が問題でしょうか。四百三十家庭なのです。世界的祝福基準の代表的型として百二十四家庭を 立てましたが、大韓民国を中心として見た時、宗教を信じないで宗教生活をしない数多くの人が大韓 民国にいるのです。そうではありませんか。  蕩減条件は、教派を中心として必要なのです。神様の摂理は、教派を中心として必要なのですが、 その他の宗教を信じない人は、どのようになるのでしょうか。それをすべて切って捨てることはでき ないのです。結局、教派を中心とした主流の思想圏内に平面的に数多くの国家、民族、数多くの氏族 をすべて接ぎ木しておかなければならないというのです。世界へ通じることができる道を開き、その 宗教人を連結させることができる門はできていますが、一般人は外れてしまったのです。一般人は加 入できなかったのです。  それで、韓国を中心として一般の数多くの氏族圏を接ぎ木しなければならなかったので、四百三十 家庭を立てたのです。韓国歴史四千三百年を代表した四百三十家庭なのです。  四百三十家庭とは何でしょうか。数多くの姓、朴氏、金氏などなど、韓国にも数百の姓があるで しょう。これと同じように、世界の数多くの姓をもった人々が連結し得る道を四百三十家庭を通じて 開いておいたのです。四百三十家庭を中心として見れば、国内四百三十家庭と国外四十三家庭、日本 とアメリカとヨーロッパ中をすべて合わせたことで相対圏を成します。これで全世界五色人種の前に 四百三十数の相対的数を決定して、四十三家庭でつなげたのです。  四百三十家庭は、韓国における四千三百年に合わせたものです。ここには、すべての人々が入って いるのです。罪人も、あらゆる人たちが入っているのです。ここは殺人犯も、強盗もいて、あらゆる 人がいなければなりません。それでこそ、世界の人々が入ることができる門ができ、道ができるので す。 57


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