◆ 現代進化論への経緯
進化の思想 遺伝の研究
ラマルク
(Jean Baptiste Lamarck, 1744-1829)
◎ 用不用説 生物が器官を頻繁に使用すればその器官は強くなり、使用されない期間は衰えついには消失する。 ◎ 獲得形質の遺伝 個体が獲得したり、消失したりしたものは、そこから生まれる新しい個体に遺伝によって伝えられる。
ダーウィン
(Charles Darwin, 1809-1882)
◎ 自然選択説 生物には個体異変があり、同じ両親から生まれた兄弟にも多少の変異がある。 個体異変は、その性質を子孫に遺伝する。 生物の個体数の増加は等比級数的であるが、食物や住居の供給が限られているので、それらをめぐって同種個体間に生存競争が起こる。 生存競争の結果、自然選択が働いて、個体変異のうち環境に適したものだけが生き残ることができ、これを適者生存という。
メンデル
(Johann Gregor Mendel, 1822-1884)
◎ 遺伝の法則 エンドウマメの交雑実験から発見した法則(優性の法則、分離の法則、独立の法則)
ド・フリース
(Hugo De Vries, 1848-1935)
◎ 突然変異説 新しい種は自然選択の作用の下で徐々に形成されるのではなく、突如として起こる遺伝的な変化、すなわち突然変異によって形成される。
モーガン
(Thomas H.Morgan, 1866-1945)
◎ 遺伝子説
ワイズマン
(August Weismann, 1834-1914)
◎ 自然選択説
フィッシャー、
ライト、ホールデン
◎ 集団遺伝学
ハクスリー、マイヤー、
ドブジャンスキー、シンプソン
◎ 総合説 突然変異は進化の素材を与える 自然選択が進化の方向を決める
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