『霊界メッセージ』抜粋1

仏教代表宣言文

仏教界1−菩提達磨

 私は神様と文鮮明先生が誰なのかということを知りました。

 地上で生きる時、仏教の経典を通して人生の価値生活を発見し、他の様々な経典を通して人生の意味を見つけることにも深い関心をもちました。しかし、「統一原理」で明らかにした人間の根本道理は、伝統的経典のものとはあまりにも大きな違いがあるということを発見しました。

「統一原理」は、人間の頭脳によっては到底明らかにすることのできない途方もない内容が含まれています。「統一原理」は、人間の根本道理をとても具体的、かつ詳細に明らかにしています。どこからどこまでが仏者たちの該当事項でしょうか。いくら考えてみても、「統一原理」はある一部の教団の教えではありません。全人類が当然知らなければならない、とても偉大な真理だと思います。

 もう少し早く「統一原理」に接することができていればという寂しさを、誰もがもっているでしょう。しかし、後悔や未練はもちません。これ以上欲を出さないように決意しました。今の現実を十分に受け入れましょう。

 私、達磨は、今のところいかなる対策ももっていません。何の予告もなく新しい真理に出会ったので、心を整理して、新しい真理の方向に従って生きていきます。はっきりしていることは、神様と文鮮明先生が誰なのかということを知ったということです。来世問題も、はっきりと記憶しています。今後、私、達磨がどのようにすべきかという結論は既に下されたのです。

(菩提達磨 2002年2月13日)

仏教界2−最澄(伝教大師)

 皆さんの死後の世界、霊界は間違いなく存在しています。

 地上にも天上にも、数多くの人々が暮らしています。しかし、地上人は、天上の生活に対して知らずにいます。私、最澄は、天上にいながら、地上の一人の女性の力を借りて私の消息を伝えることができるということ自体に、驚きを禁じ得ません。「統一原理」の教育を通して、想像することのできない新しい教えを受けました。その感動を文字で表現することは難しいです。

 私は、様々な次元の教えの中から、来世があるという事実を地上人に知らせようと思います。仏教人だけではなく、キリスト教徒、そして一般信仰者たちは、人間の来世に対して「そうだろう、あるだろう、来世はない」などと、推測しながら生活していることと思います。仏教人よ、すべての宗教人よ、無神論者たちよ、あなた方の死後の世界は間違いなく存在しています。

 「統一原理」の講師たちは、「統一原理」を明らかにされた文鮮明先生を真の御父母様と呼びながら、私たちに次のように切実にお願いされました。

 「文鮮明先生は、人類史上、空前絶後のお方です。この期間、多くの教団の和合と平和のために、人間の来世、霊界があるということを立証させています。先生方は、人類の貢献者であり、そして皆さんの記録は、人類歴史に永遠に残されるでしょう。ですから、皆さんは、真実と誠実をもって霊界の実相を地上人に明らかにしてください。

 このメッセージは、皆さんの教団を復帰するための貴い材料となるでしょう。この期間は、神様と地上にいらっしゃる真の御父母様、文鮮明先生の特別な恩恵の期間であり、天上と地上の架け橋を設ける期間です。このような特別な恩恵は、過去はもちろん、未来にも全くあり得ないでしょう。皆さんは、そのような歴史的な場に招聘されたのです。ここは、貴い栄光の場であり、栄光の集いです」。

 皆さんは、霊界があるという事実を肝に銘じてください。そして、このような機会を設けてくださった神様と真の御父母様に対して、深く研究してください。地上での生活を整理される時に、こちらの永遠で幸福な場所に来ることができるように、しっかりと準備してください。  皆さんは、「統一原理」の研究を怠らないでください。全人類の行くべき道は、「統一原理」しかありません。霊界は間違いなくあります。準備しない人は、天上の難しい場所にとどまるようになります。そして、神様は、全人類の父母の位置にいらっしゃいます。文鮮明先生の教えのとおりに生きれば、永生福楽の場所は皆さんの場所です。本当に感謝申し上げます。
      

(最澄2002年3月10日)

仏教界3−空海(弘法大師)

 「統一原理」の道に静かに超然と従っていきます。

 美しい世界が私たち人間と常に共にあったのに、私、空海は、どうしてそれほどまでに創造主のみ手を推し量ることができなかったのでしょうか。あまりにも胸が痛んで耐えることができませんでした。長い歳月にわたり、山川草木と共に、孤独を慰めてみたり、言葉を掛けてみたりしながら、おなかがすいた時には、その中から果実を取って食べたにもかかわらず、それらに対する神様のみ意をどうして考えることができなかったのでしょうか。人間の先祖から受けた原罪ゆえに、神様を探そうとする意識まで暗闇に覆われてしまったからでしょうか。

 神様は人類の父母です。神様は、子女である人間のために美しい天地万物を創造してくださり、幸福の住みかを準備してくださいました。それにもかかわらず、私たち人間は、神様の深いみ意を知らずに生きてきたので、神様を知らなかった子女の無礼を神様がどのように許してくださるのか分かりません。子女を許すしかない神様の痛みを、私たちがどのように慰労してさしあげることができるでしょうか。

 文鮮明先生は、人類の平和のために、とてつもないことをなさいました。暗闇の中にいる人類を救い出されたので、やはり人類の御父母様であり、大先生であられます。私、空海が「統一原理」の偉大性をどれほど称賛しても足らないでしょう。例えてみれば、「統一原理」は人間の再創造工場です。それは、教団の障壁、人種の障壁、思想の障壁等、人類のすべての対立や摩擦を崩すことができるものです。

 神様は人類の父母であり、人類は神様を父母として侍る一つの兄弟姉妹です。ですから、兄弟姉妹の考えが異なることはできません。仏教人は、みな仏者として過ごしてきた自らの道を繰り返す愚かな場所から一日も早く解放されることを望みます。私は、「統一原理」の道を静かに超然と従っていきます。
   

(空海 2002年3月10