人生の果てにゆく道より抜粋
仏教徒のとどまる霊界圏に関する報

 仲間同士がグループ別に活動するのは、地上でも天上でも全く同様です。いままで、真の御父母様を中心とした幾度かの祝福の現場や各種の行事に、参加した仏教徒も少なくありません。しかし、今まで仕えてきた釈迦に対する未練が、いまだに彼らの心を占めており、すべてを投げ出して文鮮明先生のみ旨を受け入れることができずにいます。

 しかし、その釈迦という人物が文鮮明先生の選ばれた女性を妻としていく姿を目撃して以来、彼らは皆、とても言葉にはできない感激に満ちた表情をしています。釈迦自身は、堂々と前に出て新しいみ言を伝えながら彼らを説得するだけの立場に立つことができず、静かに時を待っています。しかし、彼らは知らず知らずのうちに、文鮮明先生の本然の姿に関して知ろうと努力しており、最近では原理講義を聴講する仏教徒の数もかなり増えてきています。

 そして劉孝元先生は、釈迦が共に聴講している原理講義の時間を通して、様々なみ言を語ってくださいました。劉先生が仏教圏に関する感動的な話や賛辞も多くしてくださるので、仏教圏は徐々に良い道に進むことと信じています。

 まだ釈迦自身も、原理に関するすべてに習熟できず、候補者の立場にとどまっておりますが、神様が願われ、真の御父母様が願われる世界がいかなるものであるかを、原理講義を通して知るに至りました。そして釈迦自身は、その世界が必ず築かれるであろうと確信しています。より体系的な報告ができず、申し訳なく存じます。

李相軒より(1999.10.3)