神様は人類の真の父母

霊界からのスク−プ

霊界からの通信は四大聖人から始まり、各宗教の指導者たち、思想家、唯物論者、さらにはアメリカ歴代大統領からも送られてくるようになりました。そしてごく最近に霊界に行った新聞雑誌記者からも送られてきたのです。
 二〇〇二年に死去したカナダの新聞記者ヒュ−・ラブは、天上世界で彼が経験した「想像を絶する大事件」を「ニュ−ス速報」で報道しているのでした。
 何をするために大勢の人々が集まっているのか、彼は分かりませんでした。そこに入っていくと、フラッシュの洗礼を浴びたのです。後で分かったことですが、そのまぶしい光はフラッシュではなく、神様が顕現されたものだったのです。
 その場には「神様は人類の父母」という大主題が掲げられていました。そこは「統一原理」の講義所だったのです。数千人の人々が集まっているのに、針が落ちても聞こえるほどに静かなのです。聞こえるのは講師の力強い声だけです。まるでオ−ケストラの演奏会場のように、熱情と感動が一体となっているのでした。
 ヒュ−・ラブが仰天したのは四大聖人をはじめ、そこには歴史的な人物が一堂に集まっていることでした。彼らには宗教的、人種的、思想的な壁が取り払われ、お互いに愛し、尊敬し、一様に一つになっているのでした。
 チャ−ルス・テンプルトンという記者は、四大聖人のインタビュ−に成功しています。 イエス様は、「新約時代のメシヤは私、イエスでしたが、成約時代のメシヤは文鮮明先生であられます。ですから、私、イエスの使命と文鮮明先生の使命は、神様のみ旨を中心としてみるとき、本来一つです」と答えられました。
 孔子様は、「神様は、人類の縦的真の父母様であられ、文鮮明先生は横的真の父母様であられます。そして、私たち人類は一つの兄弟姉妹です。統一原理はこれを様々な側面から明らかにしてくれました。ですから、私たち人類は、誰彼を問わず、真の御父母様を中心として一つにならなければなりません」と語られました。記者には、縦横の真の父母の意味が分からなかったようです。
 お釈迦様は、「今まで、仏教の教えは、神様の宇宙万物創造の根本目的に対してあいまいでした。人類のメシヤ、文鮮明先生は、それを統一原理を通してはっきりと教えてくださいました。新しい真理を中心として一つになることは、全くふしぎなことではないでしょう」と答えられました。
 マホメット様は言いました。「統一原理は、アラ−(イスラム教の絶対神)と神様(キリスト教の絶対神)は一つの実体であることを明らかにしてくれました。したがって、キリスト教の教えとイスラム教の教えは根本的に一つです。それに対する現実的意味をもった教えが、神様は人類の父母であり、人類は神様の子女だという命題です。そして文鮮明先生は、人類の救世主であり、人類のメシヤであり、人類の真の父母であられます」
 チャ−ルス・テンプルトンは聖人たちの話の真価を、はっきりと把握することはできないとしながらも、聖人たちを一つにしたのは何よりも「統一原理」であることを認めています。これが彼の天上世界からの「特ダネ記事」でした。
 ドナルド・ウッズという新聞記者は、ショッキングな事件として、「統一原理」の講義所の現場から報道しています。その驚くべき事実とは、「統一原理」教育の進行ディレクタ−が、マホメット先生であったということです。
 「その方がいつからこのようになったのでしょうか。それは、まったくのミステリ−です。世界人たちの絶対偶像であったその方が、なぜここで活動しているのでしょうか。地上世界のイスラム教徒たちがこの事実に接して、どのように反応するか非常に心配です。地上世界と天上世界の実相がこのように異なることが有り得るのでしょうか。地上人たちがこの事実を信じないのはあまりにも当然です。事実、私もこのような実相を直接体験しながらも、簡単に信じられないのです。ただ事実だけを報道するのみです」
 ウッズ記者は、霊界で起こる興味津々たる事実を伝えるために、そこを離れることができないのでした。そこでは宗教の壁、人種の壁、思想の壁も全くなく、完全に一つになっているのでした。喜び、幸福、自由、平等、正義などは、ここで初めて享有することができるというのです。
 霊界における宗教の壁が、簡単に取り払われたわけではないことを、私たちは見てきました。しかし「統一原理」を中心として四大聖人が一つになり、彼らがまた「原理講師」となって、弟子たちや信徒を教え導いたのでした。
 イエス様は十二弟子をはじめ、キリスト教信徒たちを導き、お釈迦様は仏教徒たちを導き、孔子は儒教徒たちに「原理講義」をしたのでした。偏見や先入観を打破する困難はありましたが、すべては「統一原理」を通じて一つになっていったのでした。
 「神様は人類の父母」という絶対的な真実のまえに、霊界のあらゆる宗教、思想の壁は崩れてなくなったのでした。
 二〇〇一年十二月二十五日正午、霊界では、特別な儀式が行われました。
 「五大宗教代表者たちの決意文採択と宣言」という儀式です。前列には五大宗教の代表者たちが並び、次席にはそれぞれの十二名の代表、さらには百二十名の代表者たちが並びました。
 李相軒先生の司会で「開会宣言」がなされ、イエス様が代表祈祷をされました。そして次のような「霊界五大宗教代表決意文」が、代表者イエスの名において宣布されたのでした。

 一、神様は人類の真の父母であられることを宣布します。
 二、文鮮明先生は人類の救世主、メシヤ、再臨の主、真の父母であられることを宣布し   ます。
 三、「統一原理」は人類救援のための平和のメッセ−ジであり、成約時代の福音書であ   ることを宣布します。
 四、天宙平和統一は、真の愛を中心として超宗教、超国家、超人種の「ために生きる生   活」を通して完成することを決意し、宣布します。
 五、五大宗教代表たちは、真の父母に侍り、神様の国と世界平和のために和合、統一、   精進すること決意し、宣布します。

↑ PAGE TOP